「佐久の季節便り」、井戸ポンプが、呼水(よびみず)で、やっと動きました。

衣装部屋と階下の廊下の温度が3度、厳しい冷え込みです。

アメダス、最低気温は氷点下7.5度(7:34)、日中は、高気圧に覆われて、ポカポカ陽気に…。

阪神・淡路地震から29年経ちました。

勤め先の伊那市に出かける前、京都市在住の息子から、無事の電話が…。

能登地震の被災者の皆さん、寒く、劣悪な環境での毎日でしょう。

低体温症、エコノミー症候群など、健康にはくれぐれもお気をつけください…。

我が家の井戸ポンプは、昨日のうちから凍結して、動きません。

無理せずに、冬晴れの日差しで、凍結を融かしてもらうことが賢明です。

 

読売新聞 コラム・編集手帳 引用します。

高村光太郎には冬の詩が多くあり、「冬の詩人」と呼ばれる。詩集「道程」のなかに収まる「冬が来た」は、<刃物のような冬が来た>という一節でしめくくられる◆人生を厳しい冬にたとえ、乗り越えていく光太郎の強い意志を示す詩だが、小欄には今はまぶしいだけに思えるところがある。<刃物のような冬>が、能登地震の被災地では人々が乗り越えられる程度を超えていよう◆雪が降り続いている。避難所では低体温症などの懸念がいっそう深刻になってきた。依然、孤立した集落に暮らす住民も多い。どうか立ち向かったリせずに、広域避難を急いでもらいたい◆輪島市ではきょう、中学生が同じ石川県の中南部に位置する白山市に集団避難する。小学生は年齢的に親元を離れにくいため、中学生のみが対象になった。被災地の教育を軌道に戻す呼びかけに約250人の生徒が応じた◆バスに乗る生徒たちに贈りたい一節が先の詩にある。<冬よ/僕に来い、僕に来い/僕は冬の力、冬は僕の餌食だ>。気持ちを強く持って、刃物のような冬に打ち勝ってほしい。親やきょうだいを残して、寂しいだろうけれど。

社会面に 中学生葛藤抱え準備 輪島市 きょう250人集団避難

避難所 関連死の不安 過酷な寒さ 感染症 疲れ

 

お昼頃、最後の手段は、井戸ポンプにぬるま湯を掛けました。

ポンプは、何とか動きましたが、水が上がりません。

「呼水」を差して、ようやく上がりました、

これから、ポンプの凍結時には、この操作が必要になります。

春が待ち遠しいです。

予報通り、日中は穏やかです。

「チューリップ」の水栽培がずいぶん伸びました。

果たして、内側には花芽があるんでしょうか?

楽しみのような、不安のような…。

夜には、新年会がありました。

下伊那郡阿智村阿智中学校校歌を紹介しました。

歌い込まれている、「あふち」「ははきぎ」に注目してください。

阿智村園原駒場の地が、歴史、文学の上で興味深い内容なのです。

内容については、また改めて、投稿します。

アメダス、最高気温は8.9度(15:45)、最大風速は、南の風2.7メートル(0:10)でした。