「佐久の季節便り」、底冷えの日、読書と、スポーツのテレビ観戦でした。

衣装部屋の温度計は3度、裏のグランドは降霜で真っ白です。

階下、廊下のガスヒーターも3度を示しています。

今朝は、ずいぶん冷え込んだようです。

新聞を取りに出て、西空に残る「お月さま」を眺めました。

昨夜18:27(長野)に出た、十七日・立待月です。

望遠レンズでないので残念、欠け方逆立の兎が分りません。

アメダス、最低気温は氷点下8.2度(3:05)、「曇り時々晴れ、夜、所によっては雨か雪」の予報です。

お昼頃までは、日が差して、凍結した井戸ポンプも動きました。

午後には雲が広がってきました。

 

テレビで、大阪国際女子マラソンを観戦しました。パリ五輪に向けて王手か。

前田穂南選手が、日本記録を19年ぶりに更新しました。

男子卓球は、張本選手が6年ぶりに優勝しました。

大相撲は、横綱照ノ富士が、決定戦で琴の里を破り、9度目の優勝をしました。

読書は、源氏物語」の「帚木」〜「空蝉」なかなか読み取れないところです。

阿智村の「帚木プロジェクト」、園原の「帚木」伝説に関わるところです。

齋藤孝:『源氏物語に学ぶ 美しい日本語』の解説・助けを借ります。
〜タイトルの「帚木」は、遠くからは、ほうきを立てたように見えるものの、近づくと見えなくなってしまうという伝説の木のこと。

〜源氏の魅力に抗いきれず苦悩する空蝉の象徴が、まさにこの帚木なのです。

〜蝉の抜け殻を指す「空蝉」、ここでは、源氏の求愛に応えず、妻としての立場を貫いた女性を「空蝉」と表現しています。義理の娘である軒端の荻を身代わりにしてまで、源氏の愛情から逃げる空蝉。

 一方で空蝉も、源氏の気配を感じたら、すぐに逃げればいいはず。なのに、なぜか小袿(うちかけ)を部屋に残して逃げていきます。抜け殻のような小袿は、空蝉がいた証拠です。これは、空蝉の源氏に対する未練を表しているのではないでしょうか。

YouTube・現代語訳も閲覧してみましたが、なかなかややこしいです。

 

夜になっても、空は晴れて、南東の空には「オリオン」の勇士が立ち上がっています。

久しぶりに観る冬の大三角も見事、御者座の「五角形」もはっきり見えました。

夜更けて、10時半、十八日の月・「居待月」・月の出19:26(長野)、雲を透かして見えました。

今夜は、右上の欠けがはっきり分かりました。

 

アメダス、最高気温は5.5度(13:46)、底冷えのする一日でした。