「佐久の季節便り」、4月、佐久の地にも、ようやく「遅い春」が…。

浅間山」が、白い噴煙をあ上げています。

衣装部屋の温度は13度、昨夜から下がっていません。

アメダス、最低気温は5.4度(7:12)、「晴れ時々曇り、寒気流入して、お昼頃には傘マークが…」

日が差す前に、「片栗(かたくり)」全8株を撮りました。

影が無いので、観やすいと思います。

2枚葉の開花株3個の蕾を探してください。

今日は4月1日、エープリルフール」・「四月馬鹿」

そう言われても正直、近年は、現実味がありません。

読売新聞 コラム・編集手帳を引用します。

文筆業殺すにゃ刃物はいらぬ、うまいうまいと褒めりゃいい。作家の江國滋さんは、家に届いたファンレターで実感したと記している◆近著を挙げ、偉人だと称えてくれていた。口元を緩めたら娘さんが肩震わせながら日付を指さしたという。手紙はエープリルフールのいたずらである。まんまとひっかかった…感心して一句ひねった<「まんまと」とは何が語源ぞ四月馬鹿>(「わたし、偉人」)◆だます者とだまされる者が、ともになれるうそなら歓迎したい。開花予想を裏切り続けた桜が、各地で花の色を深めつつある◆満開を待ちわびる心は、花見を楽しむ立場だからかもしれない。造園家で京の桜守(さくらもり)、16代目佐野藤右衛門さんはつぼみが膨らんでくる様を「笑いかけ」と呼んで大切にした。著書で語っている。「自分の力で咲こう、咲こうとしている。それがうれしい」(『櫻よ』集英社文庫)。学校で、会社で若者が新しい友に巡りあう時候である、桜も人も笑顔になれるといい◆俳号は滋酔郎、江國さんに軽妙な句がある、<首こきと鳴り夜桜を仰ぎけり>。春らんまんが近づいてきた。

 

よみうり時事川柳

エープリルフールがフェイクみたいな日 朝 霞 佐伯 慎一  

 ウソであったらどんなによいか、と思う知らせが続き。

フェイクか?、真実か?、判断できない情報ばかりです。

 

寒冷地・佐久にも、ようやく「春」の到来です。

我が家の庭木・「山茱萸(さんしゅゆ)」が開花しました。

和名は、牧野富太郎博士が命名した「春黄金花(はるこがねばな)」です。

近寄って観ました。

さらに、1個の「頭花(とうか)」に近寄って観ると、「小花(しょうか)」の集まりです。 

「小花」は開花したもの、「蕾」のままのものが混じっています。

まだ、咲き始めで、満開はもっと後になります。

秋には赤い実が熟し、薬になります。

 

26日、大雨の日テレビ取材(佐久市民交流ひろば・にじいろハウス)がありました。

「佐久の花と緑の物語」が、本日、放映されました。

ようやく咲いた「紅梅」実採り用の「竜峡小梅」の花。

黄色の花を着ける、「臘梅・蝋梅」、「黄梅」、「山茱萸牧野富太郎命名、和名「春黄金花」を紹介しました。

翌日は晴れて、「賢治ガーデン」の実物写真も放映されました。

お昼少し前、急に空が曇って、予報通り、小雨が降りました。

午後は、冷たい風が吹きました。

 

アメダス、最高気温は15.1度(12:19)、最大風速は、北西の風4.8メートル(14:50)でした。