旧暦「月暦」如月二十七日。二十四節気「清明」、気持ちのよい一日で

yatsugatake2005-04-05

期待通り、よい天気で明けました。
予報どおり、氷点下5度、霜がザクザク、氷もかなり厚く張りました。またまた、不凍栓の閉め忘れのうっかりミス。蛇口が凍りつきました。手で暖めることしばらく、セーフ。ようやく流れ出ました。
今日は、二十四節気の「清明」です。まさに清く明らかな季節の始まりです。
朝6時、昨夜の旧暦二十六夜のお月様を探しました。東の茜空に、淡くほっそりとした姿を見せてくれました。やっぱり春の空は靄(もや)がかかって、ぼんやりとしてしまいます。
写真に収めてみましたが、どうもはっきりしません。
ひと月前(新暦3月6日〜7日)、旧暦お正月の二十六夜のお月様は、黄金色に輝いていました。比べて見ると、まるで違います。
「二十六夜待」は、陰暦の正月と7月の二十六日との夜半に、月の出るのを待って拝すること。月光に阿弥陀仏・観音・勢至の三尊が姿を現すといい伝えられ、特に江戸では7月に高輪・品川などで盛んに行われた。(以上、広辞苑
正月と7月が、空も澄んで、明るくはっきりしたお月様を拝めるというわけです。ありがたさも一層高まるというわけでしょう。
宮澤賢治の童話「二十六夜」は、陰暦6月の設定になっています。
これは、夏の季節、フクロウなどの動物の活動期に合わせたのでしょうか?
それぞれの月の、二十六夜のお月様の様子を見比べながら、拝んでいこうと思っています。
室内の植物鉢を外に出して、一日中、日光浴させました。
ツグミが庭先を、えさを求めて歩いていました。時々、姿勢よく立って、辺りをうかがう、お得意のポーズを決めていました。
夕方になると、一日中活動して、満足したのか、疲れたのか、いつものイチョウの木に止まって、夕日を浴びながら羽づくろいをしていました。