旧暦「月暦」弥生、十七日。今日も気温が上がり、とうとうソメイヨシ

yatsugatake2005-04-25

ヤブレガサの大小様々な芽生えが、朝日を浴びていました。白い産毛で覆われ、可愛らしくもあり滑稽です。葉が完全に開くまでの変化が見ものです。
ギョウジャニンニク(行者にんにく)も勢いよく伸び始めました。完全に凍り付けのようなところで冬越しできたことに感心しました。
サトザクラ(里桜)やウコンザクラ(右近桜)の蕾が膨らんできたこの時期に、ソメイヨシノは、風に吹かれてはらはらと散り始めました。
野菜の苗の大売出しの季節です。接木トマト(桃太郎・福寿)、ミニトマト(黄色)、ズッキーニ、栗かぼちゃなどです。帰って、大きいポットに植え替えました。まだ霜が心配なので、こうして寒さを避け肥培しておくと言うわけです。
勿論、植え付け場所も前もって用意しておきます。休耕田には、スコップで穴を掘り植える場所を作りました。
近くの山には、コブシのが木が白い花を全体に咲かせて、農作業の時期到来を教えてくれているようでした。「田起し桜」とは、よく名づけたものです。
作業を終えて用水の水で手を洗おうとしたら、セリ(芹)が目に入りました。
採りたてのウド・セリが、夕食に季節感を演出してくれました。
曇り空でお月様は無理かなと、思いながら外に出て見ると雲を透かして「朧月」が姿を見せてくれました。