旧暦、水無月四日。大気不安定で、気温が上がらず午後は雨になりまし

yatsugatake2005-07-09

昨夜から濃霧注意報が出されて、どうも天気が定まりません。
秋の花、カワラナデシコが早くも咲き出したのも、気温の影響かも?と、考えてしまいます。ここ二、三日は、日照も少なく涼しいほどです。
カワラナデシコの花をじっくり見ました。すばらしいです。まさに「造化の妙」といえます。ブリタニカには、「日本に野生する草花の中で、最も美しいものの一つで古くから秋の七草に数えられている…」と、解説があります。全く同感です。
カワラナデシコは、単にナデシコ(撫子)ともヤマトナデシコ大和撫子)とも呼ばれます。
大和撫子」は、「日本女性」の美称ですから、花の様子を改めてよく観察しました。
繊細・優しさ・控えめ、意外にも逞しさが、感じられました。庭のあちらこちらで、仲間を殖やしていますから…。因みに、花言葉は「貞節」だそうです。
長野市に会議に出かけました。クール・ビズならぬスーツでしたが、街中も平気でした。
会場入り口のタイサンボクが、大きな白い花を開いていました。やはり夏に似合う花です。
会議が終わって、講演会がありました。「〜もうひとつの南極〜ドームふじ基地での1年」という演題の、興味深いものでした。長野市出身、基地の越冬隊長が、たくさんの画像を見せながら、世界一過酷な状況下の三重苦、低気温・低酸素・低湿度の中での活動の様子を、ユーモアを交えて話してくださいました。
−70度以下の世界は、想像を絶します。水が大切なこと、いわゆる「日常茶飯事」といえることが、実は大変なことであることが実感されました。
自分の日常生活はといえば、当たり前のようにぬくぬくと暮らしている毎日です。立ち止まって見直さなければいけないな、と思いました。
今日は、気温は21.9度が最高の涼しさでした。大雨・洪水注意報が出されて、トータル6ミリほどの降水量でした。