長月十日。久しぶりに秋晴れ、午後1時に、21.9度に上がりました

yatsugatake2005-10-12

今日のお月様は、昨日の「上弦」の半月がちょっぴり丸みを増しています。
月の出が午後2時25分、4時ごろから久しぶりに拝むことが出来ました。
月齢8.7、今日あたりが月を観るには最適で、ドラマチックに見えます。それは、太陽・月・地球の位置関係が直角になるので太陽光線が斜めから当たり地形の影ができて、月面のクレーターの姿がくっきりと浮かび上がって見えるからです。
特に、左側の影の部分との境目つまり欠け際は、ギザギザになって立体的に見えます。
境目に、直径90kmの大クレーター「コペルニクス」、直径85㎞の「ティコ」が、バッチリ見えました。今夜は、カメラと双眼鏡とで、たっぷりお月見を楽しみました。
15日は、「十三夜の月」(栗名月)です。「中秋の名月」との両方を見てこそありがたい、とか…。好天を祈るばかりです。
今日、「賢治を読む会」10月例会は、会場を佐久市こども未来館に移して行いました。
賢治童話、「よだかの星」に登場する星座や星々、ペガスス座カシオペア座アンドロメダ座など、秋の星空について事前に学び、その後、プラネタリウムを見て復習しながら楽しみました。接近中の火星についても、学びました。
うすだスタードームの坪根さんも参加してくださり、ティコの超新星アンドロメダ大星雲、ペルセウス座二重星団、アンドロメダ座γ(アルマク)など、専門的に解説してくださいました。パソコンで、超新星ティコや月面のクレーターも見せてくださいました。
今日の会で、一同、月や星に関心が一層高まりました。