待望のスイフヨウ（酔芙蓉）の花が咲きました。
二日ほど前から蕾がほころびかけてきたので、期待はしていました。
この木は、挿し木苗を昨年にいただいて、冬越しをして大事に育ててきたものです。蕾を確認したのが秋口になってからでした。本来、夏咲きの花なので、今シーズンは咲かないものと、半ばあきらめかけていたものです。喜びも一入でした。
朝見ると、独特の八重咲きの白い花。この素面の顔の花が、だんだん赤く酒に酔っていくということで名づけられた「酔芙蓉」、興味深い花なのです。
ところが、今日の最高気温は２０度そこそこでした。そのためか、なかなか酔いがまわりません。日が落ちて、薄暗くなってもほとんど素面のままです。
写真に撮ってよく見たら、花びらの裏側にちょっぴりピンクの斑点が認められました。
画像は、夕方に花を側面から撮ったものです。
明朝には、もう少し色づいているかも知れません。このまま変わらずに萎んでしまうのか、期待と不安が入り混じっています。
今日のお月様は、昨日よりさらにふくよかになってきました。
