長月二十三日。日差しは強くも、最高気温は午後1時に17.7度でし

yatsugatake2005-10-25

10月も残り1週間になりました。
23日から二十四節気の「霜降」に入り、菊の花が一層あざやかです。
「心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花」(古今集
誇張した表現が、菊の白さを際立たせ、香気まで感じさせてくれます。
今日も秋晴れ、まさに「菊日和」です。
この時期、毎朝の楽しみは、大輪の菊の花を眺めることです。
昨日と比べて、「厚物菊」はこんもりと、「先走り菊」は花弁がさらに伸び、目を楽しませてくれます。出来栄えはともかく、喜びを感じます。
今年の菊作りを反省すると、大輪菊、野菊や小菊…。手を広げ過ぎました。
特に、大輪菊は種類と数を精選しなければ、世話のための時間がかけられません。
そのために、花の色・形、葉の形、草丈など。品種の特徴をしっかりと見て記録する必要があります。花後の処理を早めにして、余分なものを残さないことが肝心です。
これも大事な、冬支度です。
午前中は、パピルスガガブタミズオオバコクワイ…水生植物の冬越し準備を始めました。午後は、田んぼで里芋抜き、大霜がこないうちに済まさないと…。
日暮れが早いことに、改めて驚きました。
今夜は、「下弦」のお月様ですが、残念、雲が出てしまいました。