神無月二十六日。朝、氷点下0.8度。12時に12.6度、雲が出ま

yatsugatake2005-11-27

しばらく続いた冷え込みが今朝は緩みました。
サンシュユの葉も紅葉をしないまま霜枯れ、赤い実も傷んで軟らかくなっています。見ると、花芽もしっかりとできて冬越し準備も万全というところです。
(画像、手前中央)
春、一番に咲く黄色の花、別名を「ハルコガネバナ(春黄金花)」と呼ばれる明るい花が、今から待たれます。


昨日、本屋で支払いのついでに、雑誌『文春』を購入しました。新聞広告で、特集「消える日本語」-言葉とともに失われる日本人の魂 に興味をもったからです。
竹内洋:「立身出世」から始まって、著名人26人がそれぞれに挙げています。
まだ拾い読みですが、なるほどなと思いました。言葉の持つ力が、日常の生活意識・規範などに重要であるかを思いました。
倉嶋厚:「私雨(わたくしあめ)」に、〜私雨には個人だけの所得のニュアンスがあるらしい。雨を恩恵と思うのは農民の感覚であろう。〜沖縄に、金星を「私星(ワタクシブシ)」と呼ぶ地方がある。「仕事星(シカマフチ)」とも言う重税のため、朝早くから夜遅くまで働かねばならなかった名残である。〜
平松礼二:「日本の色」に、〜この国の自然から生まれている。春夏秋冬、山川草木、雪月花等々、一年三百六十五日、日本人は季節の中で遊び心を大切にしながら生命を楽しんでいる。〜暮らしと密着してきた日本の色は、生活の変化で次第に消えてゆく。〜
書ききれないので、紹介はこれまで…。
味のある日本語、伝承していきたいものです。それには、その言葉が日常的に使われなくてはダメ。
では、どうしたら…??