氷点下6.7度の冷え込み。午後2時に8.1度に上がりました。

yatsugatake2005-12-09

7時を過ぎ、ようやく太陽が顔を出しました。
日の出の位置が、随分南にずれています。太陽が出ている時間つまり昼間が短い理由が、これで理解できるというものです。
朝、寝床用のラジオの電池交換をしました。
スイッチを入れると、不思議と思える偶然です。野鳥の話が耳に飛び込んできました。内容とその声から、すぐに山岸哲氏(山階鳥類研究所長)と、分かりました。
興味深く懐かしく、つい腰を据えて聴いてしまいました。
お話の内容は、豊岡市コウノトリを野生に戻す試みとその難しさはじめ、リスナーからの野鳥の便り、中国のトキは、地域の住民が「トキ守り」となって保護していること、そして極めつけは、アホウドリの新しいコロニーを小笠原の島につくる試みについてでした。
100年以上前には、人間の身勝手によって絶滅寸前にまでなったアホウドリ
今では、断続的な保護活動によって、1500羽までに殖えてきたそうです。
国際保護鳥のアホウドリの保護活動は、「ホップ・ステップ・ジャンプ」の第三段階です。ジャンプの段階を実現するためには、地域住民の献身的な協力、例えば魚の餌を3〜4ヶ月与えるなど不可欠だそうです。
この夢のある試み、是非とも成功させてほしいです。


夕方、寒くなってきました。裏のイチョウの梢には野鳥たちが群れ、羽を休めています。
画像は、西日を受けながら寒風に耐えている「ふくらすずめ」です。
今夜のお月様は、流れる雲の合間から時々姿を見せてくれています。周りに、暈(かさ)がかかって、なかなか趣があります。