晴れて、午後2時に5.0度。風もなく穏やかな一日でした。

yatsugatake2006-01-01

ツグミの「キョッ、キョッ」が耳に入り、その鳴き声で目が覚めました。
うす雲が広がり、初日の出はおぼろに霞んでいました。
裏から、弾んだ元気な声が聞こえてきます。恒例の元旦マラソンに参加する人たちが集まっているのです。今年は、10万都市・新佐久市発足を記念しての大会で、いつもより賑やかに感じられます。毎年のことながら、こちらが元気付けられます。


タツでのんびりと、テレビ番組の初視聴は「鉄道乗りつくしの旅・北陸甲信越東北編」でした。
画像は、我がJR小海線野辺山駅小諸駅間がテレビ画面に表示されたものです。
この番組は、関口知宏さんが列車の旅をし、列車内と途中下車しては人々と交流する楽しいものです。関口さんのお人柄とともに、今も日本には、すばらしい自然と人情があることを実感されます。流れ落ちる滝の水を見ながら、曲想を練ったりスケッチをしたり…才能にも感心させられました。「流れる水も旅人だ…」とも、つぶやいていました。
元日、読売新聞の「編集手帖」は、涙をテーマにしていました。一部引用します。
「〜北から渡ってきた鳥たちは湿地を仮の宿りにして、南へ旅をつづける。寒空に行き暮れては水辺に羽を休めるあたり、うれしいにつけ、悲しいにつけ涙のほとりにたたずむ、人の世の旅路にも似ている。〜」


今日は、旧暦十二月二日。新しい月がめぐり始めました。
二日の細いお月様は、日の入りが遅く(17:42)なったために観望の条件がよくありません。
明日の、三日月様を期待しましょう。