「ヤマナシ(山梨)」の実が熟れていました。

車の正面に、「蓼科山」が…。(25.10.1

今朝も佐久地方には、濃霧注意報が出されました。「モズ(百舌鳥)」がけたたましく鳴いています。
秋の諏訪方面を回る、ドライブに出掛けました。
望月から白樺湖へ向かう途中、ずいぶん紅葉が始まっていました。すると、車の真っ正面に「蓼科山がどんと現れました。
諏訪の人たちが「諏訪富士」と呼んで親しんでいる、八ヶ岳連峰の最北端の山です。
白樺湖が見える地点の道路脇では、美しい紅葉に目を見張りました。

茅野市では、「神長官守矢資料記念館」を見学しました。

リーフレットによると、守矢家は、古くから諏訪上社の神長官を勤めてきた一族でした。そのため、数多くの古文書を現代に伝えています。〜 守矢文書には、諏訪上社の神事に関するものが多く、中世以来の神事の形態を探る上で大変貴重な資料です。〜 当館は、守矢文書を保存・公開するために、平成3年2月に開館しました。

館内では、「御頭祭」の復元展示品、野兎の串刺し、耳裂き鹿などに目を見張りました。
「サナギ鈴」・鉄鐸をミシャクジ(樹木・岩石等)の地で打ち鳴らし神事を行ったことなど、興味深いものでした。
館入り口に立つ柱に打ち込まれた「薙鎌」については、諏訪神事の御神体といわれている。
〜 今でも御柱祭(みはしらさい)のとき、上社の本見立てをした御柱(決定した御柱)に薙鎌を打って、御神木になったことを表示している。
裏に回ると、諏訪社の紋になっている梶の葉、その大木があり、オレンジ色の実が着いていました。


帰路は、諏訪ICから小淵沢ICまで中央道に乗り、八ヶ岳高原道路(愛称:はちまき道路)を通って、野辺山に寄りました。
旧、国鉄最高地点(1375m)には、バス旅行の小学生たちがいました。
踏み切り前を、JR小海線八ヶ岳高原線)の下り列車が通過して行きました。
ラッキーなことに、ハイブリッド車の「こうみ」号が、手を振る子どもらの前を下って行きました。


「どこの学校?」と聞くと、「藤沢小学校です。」
「何県?」と聞くと、「神奈川県です。」
江ノ島のある?」「はい、そうです。」
なるほど、最高地点・野辺山も、見学の意味があるんだな。実感しました。
その場の産直店で、山梨県産のブドウやリンゴを買いました。
また、道路脇の「ヤマナシ(山梨)」の木の元で、熟れて落ちた実を拾いました。

トータル走行距離は160キロ、楽しいドライブでした。
佐久市アメダス、最低気温は16.2度(3時)、最高気温は24.7度(12時)でした。
蒸し暑く、降りそうで降らないお天気には不満です。
しかし、連日、「真夏日」の地方の皆さん方には、申し訳ないようでした。