午後1時に1.9度、風が冷たい一日でした。

yatsugatake2006-01-17

夜半に、ほんのわずか雪が舞ったようです。
低気圧が去って空気が澄んでいます。北には白銀の浅間が迫ります。
一方、八ヶ岳はと見ると、今日も雪雲がかかっています。
雪の蓼科山、「お供え山」を期待しているんですが…。
と、偶然に、BS放映中の朝ドラ「かりん」を目にしました。タイトル画面にどこかで見た山容が、続いてニッコウキスゲ、そして諏訪湖です。その山はやっぱり夏の蓼科山でした。
画像は、数日前にうちのベランダから撮った蓼科山です。「お供え餅」に見えるでしょうか?今の時期、下の段には雪が殆ど見えません。それに、家や電柱のために、山全体が随分見づらくなってしまいました。子どもの頃は、ばっちり見えたんですが…。


蓼科山を紹介します。
標高2530メートル、八ヶ岳連峰の最北端に位置します。山容は、コニーデ型火山(下段)にトロイデ型火山(上段)がせり上がって出来た二重式火山です。「百名山」の63番に数えられています。深田久弥は、“蓼科山は円錐形上に円錐丘を戴いた複式火山”で“この円頂をどこから望んでも端正な形を崩さず、名山として選ばれたゆえんもここにあるだろう”と、分析している。
優美な姿は多くの歌人に詠まれています。伊藤左千夫の歌、“信濃には八十(やそ)の高山ありといへど女(め)の神山の蓼科われは”が特に有名です。
「女(め)の神山」とも呼ばれ、麓に「女神湖」があります。
2回、登ったことがあります。登山路の「将軍平」からが上の段、トロイデ(鐘状火山)部分は累々と大きな岩塊が連なり、高さ170メートルほどですが、きついです。その分、頂上からは360度の展望はすばらしいです。


今日のブログ日記が、書き始めてから500日になりました。