晴れて、草木の芽がぐんと伸びました。

yatsugatake2006-04-06

来る4月8日は、「潅仏会・仏生会」です。
お釈迦様の降誕を祝う法会が行われる日です。
花祭り」という方が、私には馴染みがある呼び名です。
花で飾った小堂(花御堂)を作り、水盤に釈尊の像(誕生仏)を安置し、参詣者が甘茶を頭上に注ぎ、また持ち帰って飲む…。
子どもの頃に体験したこの民間行事、一年に一度の楽しみでした。
甘茶を飲み過ぎて気分が悪くなったことまで、今は、懐かしく思い出します。
花祭り」は、現在も行われているのでしょうが、話題が少なくなった気がして残念です。
本日付けの読売新聞「編集手帳」に、「潅仏会」の関係記事がありました。
同じ、読売新聞のコラムをまとめた『四季のうた』(長谷川櫂)に、短歌が紹介されています。
一部を引用します。
潅仏やふぐり包みて佇(た)ちたまふ (阿波野青畝)
お釈迦様も男の子、なんともユーモラスな歌ではあります。


画像は、オオイヌノフグリの花です。
午後、春の日に誘われて野良へ出かけました。
土手一面に、オオイヌノフグリヒメオドリコソウの花が春の日を浴びて咲いていました。
アサツキやニラが勢いよく伸び出していました。そろそろ収穫できそうです。
冬越ししたヤグルマギクプランター用の苗を採ってきました。


夜、うす雲を透かして、「十日のお月様」が天頂に見えました。
霜・乾燥注意報が出ました。