「ヤクシマシャクシャナゲ（屋久島石楠花）」が見ごろになりました。
家にあるものでは、遅咲き種です。
学名、Rhododendron yakusimanamu と、和名が示しているように、屋久島の山地が原産です。
日本産シャクナゲの中では樹形がコンパクトで、日陰でも育ちます。その点が、庭に植栽するのに好都合なのです。
そして一番の特徴は、咲き出しがピンクでやがて純白になる花色が美しいことです。やわらかく初々しい感じがとてもいいです。
気に入ったので、若い頃に鉢植え（盆栽）を購入しました。
その後、露地植えにしました。２０年以上育てていますが、高さが１メートルほどにまとまっています。
好きな花木の一つです。
「ヤクシマシャクナゲ」は、イギリスにわたって「西洋シャクナゲ」の親になりました。
逆輸入された品種の中には、すばらしいものがあります。
そのうちの一品種、「パーシーワイズマン」を、後日に紹介します。
