全国各地で、「春の嵐」が…。

yatsugatake2007-03-05

久しぶりの雨予報も、小雨がちょっぴり降っただけでした。
「強風注意報」も、佐久のアメダスデータは午後に5m/秒程度でした。
さて、2月9日付で「ネコヤナギ」について、画像を添付して書きました。あれから早くも一ヶ月が過ぎようとしています。
今日3月5日にも、その「ネコヤナギ」が春を感じさせます。やや、赤みが少なくなりました。
その記事で、通販カタログで購入した品種名があいまいでした。
今日、購入控えメモが見つかり調べたところ、「ピンクネコヤナギ」とありました。これで一応、名前がはっきりしました。
下の画像は、2月9日に撮影した「ピンクネコヤナギ」です。確かに、今より赤みが感じられます。
  
種・品種名にしては変わっている名なので、植物図鑑やネットを検索してみました。しかし、植物図鑑に記載がなく、園芸種でもないようです。園芸店の商品名と思われました。
『牧野新日本植物図鑑』で、「フリソデヤナギ(振袖柳)」が目にとまりました。
解説文と図が、「ピンクネコヤナギ」のことのように、私には感じられました。「〜花序が初め赤色で光沢のある芽鱗につつまれているので、植木屋さんは「赤芽(あかめ)」と呼んでいる。〜」
ネットなどで、別名は「アカメヤナギ(赤芽・目柳)」と説明していますが、これはよくないと思います。ということは、「アカメヤナギ」という名の、れっきとした別種があるからです。私も初めは混乱して、そのように思っていました。
どうやら、「フリソデヤナギ」を、商品名「ピンクネコヤナギ」とした?と、自分勝手に推察しました。どなたか分かりましたら、教えてほしいです。
因みに、フリソデヤナギの「振袖」は、秋、ゆたかに葉が垂れる様子からだそうです。また、野生にはなく、振袖火事で有名な本妙寺で偶然に発見されたからだそうです。
画像は、この頃、3月3日と3月4日の「ピンクネコヤナギ」=「赤芽」の花序の様子です。
先端と側面をアップで撮ってみました。
  
あきらめていた「正月十六日のお月様」が、東の空の雲間に昇りました。(20:07)   
右上が、やや欠けています。