「ボタン(牡丹)」の花が見ごろとなりました。


我が家の「ボタン(牡丹)」は、見ごろは、例年5月下旬のはずです。昨年も5月20日に写真を撮ってあります。季節がやはり1週間は、早く進んでいるようです。
二、三日前から新聞やテレビで、長野市若穂の「清水(せいすい)寺」や、松本城本丸庭園など、「牡丹名所」の見ごろが報道がされています。

牡丹花は 咲き定まりて 静かなり 花の占めたる 位置のたしかさ 
(木下利玄)
牡丹の花を見るたびに、今を去ること、〜十年、高校「国語甲・教科書」に載っていた短歌を、鮮やかに思い出します。この歌に詠まれたことが、見事なほどに実感できるからです。
読売新聞コラム「四季」(長谷川櫂にも、牡丹の花の俳句が紹介されていました。
牡丹から牡丹に移すこころかな (矢島渚男)
雷雨注意報が出されて、夕方から雷鳴が聞こえ、少し降りました。
急いで、数本切り取って花瓶に飾りました。
明日は、いつものように雨よけの傘を差してあげようと思います。