東京は、曇り空でした。

yatsugatake2007-09-18

美術の秋、「平山郁夫・祈りの旅路」展に出かけました。先週の9日、「平山郁夫シルクロード美術館」を訪れたことが、きっかけでした。
今日は昨日の「真夏日」はどこへやら…。曇り空が出かけるにはありがたいことでした。
新幹線「あさま」で、東京着。
久しぶりのなので、駅付近をぶらぶらして、新館5th記念の「丸ビル」に入ってみました。エレベーターで上がって、「お台場」方面を見ると、霧にけぶっていました。
早めですが、ついでにお昼をいただきました。 山手線に乗り、上野公園に向かいました。どうも、目的の美術館が見つかりません。案内パンフレットを出して見ると、なんと「東京国立近代美術館」の場所が違いました。
おかげで、国立科学博物館で開かれている「インカ マヤ アステカ展」を見ることができました。
今日は、休館日とばかり思い込んでいましたが、開館中…。まさに「我の功名」でした。
科学博物館のわき道で、珍しい植物を目にしました。葉の形・切れ込みが面白い 「カジ(梶)」と、「モミジバフウ(紅葉葉楓)」です。モミジバフウは、紅葉も美しいそうです。乞うご期待です。
 
慣れない「地下鉄」を乗り継いで、竹橋の「東京国立近代美術館にたどり着きました。

この看板は、パンフレットにも使われている作品「高耀る藤原京の大殿」です。
展示作品は、約80点。「仏教伝来からシルクロードへー 画業60年をたどる大回顧展」のとおり、素晴らしい内容でした。
代表作、特に「仏教伝来」は画業の転機となった作品で、佐久市立近代美術館所蔵のものです。日頃よく目にしますが、ご本人の声によるガイド解説を聞くと、一層ありがたみを感じました。