「ソメイヨシノ」の落葉が盛んです。

yatsugatake2007-11-04

今朝6時の気温が、3.8度。降霜の季節になり、だいぶ冷え込みました。
風もないのに、紅葉した木の葉が、はらはらと舞い落ちています。
保育園の「ソメイヨシノ」の紅葉も、盛んに落葉しています。
画像は、園庭を敷き詰めたソメイヨシノ」の紅葉です。霜が降りて強い風でも吹けば、全部落ちて、たちまち「冬景色」になってしまうことでしょう。

園庭に、「エノキ(榎)」が実生で育っています。その黄葉もなかなかいい色合いです。
「エノキ」と言えば、昨日の読売新聞のコラム「四季」(長谷川櫂、「榎の実」が紹介されました。次に、引用します。
榎は大木。高さ二十メートルにも及ぶので、江戸時代には街道の一里塚に植えて目印にされた。榎は旅人に涼しい木陰を提供した。
しかし、実はとみれば、ほんお数ミリの玉のようなもの。まるで肝っ玉の小さな大男、と榎をからかった。 木にも似ず扨もちいさき榎の実哉 鬼貫(おにつら)
 
「榎の実」なら鼻顔(はなづら)公園にあったはずと出かけ、実物を確かめ写真に撮りました。

径は1メートルもの大木に、小さな褐色の実がちらほらと見えました。

この実は、食べられます。香ばしい味と言ったら、いいでしょうか。
昔、柿の皮を干して甘味の代用品として、大根と一緒に「沢庵樽」に入れて、漬け込んだものです。
お菓子代わりの、あの味です。子どもの頃を懐かしく思い出しました。
高校生時代に勉強した、「徒然草」(兼好法師)の「榎木僧正」も、ついでに思い出しました。
ネット検索したら、45段でした。