「ナツハゼ(夏櫨)」も、紅葉しました。

紅葉し始めた「ナツハゼ(夏櫨)」(2

朝のうちの雲も晴れて、秋の日差しが心地よいお天気になりました。
風も吹いて、実にさわやかです。
画像は、13日に撮った、「ナツハゼ(夏櫨)」です。美しく紅葉しています。今年は、やや遅れているような気がしますが…。
夏の終わりごろから葉が紫がかってきて、秋には紅紫色に紅葉します。
お気に入りの「紅葉樹」の一つです。
今日は、旧暦、九月十九日です。
午後、野良に行くついでに遠回りして、瀬戸地区の「十九夜塔」を見ました。


集落の中央、十字路のわきにひっそりと立っています。
横に回って見ると、「天保三年…」と刻まれた文字が読み取れました。
昔の人々の、お月様に寄せる信仰心を偲ばせてくれます。
佐久市志(民俗篇)』の解説を、一部引用します。
〜昔の人びとが安産を願う心は切実で、安産祈願の対象はすこぶる数が多い。なかでももっとも広く行われていたのが「十九夜講」であった。
十九夜講は如意輪観世音の慈悲にすがって、女人の苦厄から逃れようとする信仰集団であって、古い成立の村落にはほとんど「十九夜塔」または、「如意輪観音」、「如意輪大士」などど刻まれた石造碑が建立されている。
講中の人びとは年々三月十九日に講集会を催し、石造碑に参詣したあと定められた宿(現在はほとんどが公会堂)に集まって仏前で念仏を唱え、飲食をともにするのが一般の習わしである。このとき妊婦のある家と無事出産した家では、それぞれ何がしかの供え物をして講員の飲食に供する習わしになっている。なかには横根のように年に数回も講を催しているところや、また瀬戸上のように、十一月末の(丸め念仏)に合わせて二回行っているところもあるが、他はおおむね一回だけのようである。〜

このような習わしは、現在ではどれほど行われているだろうか?
末永く、続けてほしいです。

一日おきに採ってくる丹波の黒豆の枝豆」です。
莢が茶色に変わってきて、完熟が近づいてきました。中には、莢が割れて、赤っぽく変わった種子が見えているものもあります。
できるだけ、緑色の若そうなものを選んで採ってきます。
茶色く変わったものも、茹で上げるとまだまだ美味しくいただけます。
嬉しいことです。

旧暦、「九月十九日」。
月の出時刻は、18:26(長野)です。
空は、夕方から雲に覆われました。
それでも、雲間に見え隠れしているお月様を撮ることができました。
(19:53)
ほんのりと輝いて、美しいお月様です。