さわやかな秋の日、「探鳥会」に参加しました。

岩山に、「スズメバチ」の巣。

「濃霧注意報」が出されましたが、すぐに霧も晴れて、今日も秋日和…。
久しぶりに、月例の探鳥会に参加する予定です。場所は、佐久穂町の「東京電力穂積調整池」です。
道中の田んぼでは、コンバインの刈り取りと、隣では脱穀作業が行われています。まさに、取り入れの季節です。会場の周りの山々も、秋の色に変わり始めています。
十数名の参加者で、始まりました。池には、カモ類、サギ類がのんびりと、泳いだり、岸にたたずんだりしています。
画像、道わきの岩山にスズメバチ」の巣を見かけました。遠いので、蜂の姿は見えませんでした。
呆けたススキの穂が秋の日に白く輝き、秋の深まりを感じさせます。

道端に、ネズミが血を流して死んでいました。
鳥の専門家のお話では、「目敏いトビ(鳶が、探しあてて餌にするよ。」とのことです。
この探鳥会は、植物や昆虫などの観察もしていきます。
家に戻ってからネット検索した植物が、アオイ科ゼニアオイ属の「おかのり(陸海苔)」と思われるものです。
それと、「ツマグロヒョウモンが、ダリアの花で蜜を求めていました。「温暖化」の影響が話題にされている、暖かい地方の蝶です。
 

もう1匹、金属光沢で瑠璃色の昆虫が目に止まりました。
珍しい色合い、ハエのようなハチのような?
ネット検索によると、「ミドリセイボウ(緑青蜂)」なる昆虫が、それらしく思えました。
確かな名前は、どうなんでしょう?
さて、肝心要の「探鳥会」の成果は?
一回りしてくると、お昼の時刻でした。
早速、まとめの取り合わせをすると、29種を数えました。
そして、昼食をとっている最中にも、オオタカシジュウカラ、それにこの時期には珍しい、ハリオアマツバメが確認できました。
これで、トータル32種でした。残念ながら、自分で確認できたのは半分ほどです。
午後は、佐久穂町図書館に立ち寄り、「草野心平と野沢北高との関わり」、「月見石」、「青苧(あおそ)」など、資料をもとに教えていただきました。

今夜、旧暦、「九月二十一日のお月様」です。
夜遅くに、東の空に昇ってきました。
(22;08)
明日の朝には、西の空に白い月となって残ります。
早いものです。もうじき、「下弦」の半月です。