「若葉寒」の一日、「フクロナデシコ」は、元気に咲いています。

元気に咲き始めた「フクロナデシコ(袋

連日の「霜注意報」には、信じられない気持ちです。
起きてすぐに草木の様子を見ると、今朝も霜害は無かったようで胸をなでおろしました。
画像、「フクロナデシコ(袋撫子)」も、元気に花を咲かせています。
桜の花を思わせるので、「サクラマンテマ」とも呼ばれます。
そして、サトザクラが、ちらほらと散り始めました。

今朝ののラジオで、岩手県紫波町、JR日詰駅前に宮沢賢治の歌碑」が出来たことを知りました。
賢治の初恋を詠んだもので、碑文は「さくらばな…」とのことでした。早速、『新編 宮沢治歌集』を開いて確かめました。
さくらばな
日詰の驛のさくらばな
かぜに高鳴り
こゝろみだれぬ。

大正六年四月、初恋の人を訪ねて、日詰駅に降り立ったときに詠んだものそうです。(21歳)
その人は、盛岡の岩手病院に入院したときの看護婦さんでした。(18歳)
歌集には、次の歌が続きます。
さくらばな
あやしからずやたゞにその
枝風になりてかくもみだるは。

午後の会議が終わってから、6時前に畑に行ってみました。
霜除けの藁や蓆を、点検しました。
明日の朝も、霜注意報…。もう一辛抱です。