「熟柿」作り、納戸に置きました。

「熟柿(じゅくし)」作り。(22.1

今朝もどんより雪空。日差しなく底冷えがします。縁側に置いた「柿の実」、このままでは凍みてしまいます。
画像、そろそろのタイミングで、「熟柿(じゅくし)」にするために、きちんと並びかえて納戸の棚に移しました。柿に触ると、さすがに氷のようでした。
若い人たちは好みませんが、妻が大好物なので毎年の仕事です。妻は、熟柿を孫娘の好物にしようと願っているようです。
さて、柿と言えば信州下伊那、「市田干し柿」が有名です。
代表作、『二ほんのかきのき』を書いた熊谷元一さんが、去る6日に亡くなられました。若い頃、阿智村で教職時代のご本人を拝見したことがありました。懐かしい気持ちで、2年程前、御代田の「縄文ミュージアム」の企画展に出かけました。その時、『二ほんのかきのき』を勧められて買い求めてありました。

この絵を見ると、このような家族・近所の人たち総出で柿の皮剥きが、数年程前まで行われていたこと、懐かしいです。
信濃毎日新聞の追悼記事、「熊谷元一さんを悼む」を偶然に目にしました。一部を引用します。
日常の暮らしの現場から、その変貌の様子を70年以上にわたってカメラでつぶさに写しつづけてきた、そのまなざしが閉じられた。(中略)
〜先生の最期の写真集「信州・昭和の原風景」は副題に「白寿記念写真集」とある。99歳の時の刊行だ。おもしろさを原動力とした先生の仕事は、あらためて高齢社会をどう生きていくのか、という問いへの一つの答えにもなっているように思えてならない。先生のご冥福をお祈りしたい。
矢野敬一(静岡大教授)

『信州・昭和の原風景』、この本もあるので、目を通すつもりです。

随分、日の入りが早くなりました。
十月十二日」のお月さまは、5時前には東の空高く昇りました。

全国的には、雨模様…。佐久では、晴れ間に見ることができました。

(16:58)