雲多く、春めきました。

冬に耐える「アセビ(馬酔木)」。(2

今朝は、冷え込みも緩みました。夕刊、佐久市6時の気温は氷点下3.9度。
2月のFm放送日で、佐久平駅の局に出かけました。
画像、雪の残る駐車場わきの植え込みに、常緑の「アセビ(馬酔木))」が冬に耐えています。
ちょうど、JR小海線八ヶ岳高原ラインの列車が、高架上にきました。

浅間山を望む駅前は、まだ雪で覆われています。

時間が早かったので、駅前の「ミレニアムパーク」を散策しました。
今日の放送、春に先ず咲く花木「マンサク」…。偶然、そのマンサクに出会いました。まだ花芽は固く閉じたままです。

(1)「マンサク」は、仲間の総称。
   山に自生する日本特産種、マンサク
   中国原産、シナマンサク
   アメリカマンサク、園芸品種のベニマンサク
(2)和名、「マンサク」の由来。
   他の花に先駆け「先ず咲く」が訛って。
   枝一杯に咲く様子が、豊年満作を連想して。
    「満作」、「万作」。
   粃(しいな)花 その反対語の「万作」。
    『植物名の由来』(中村浩)より
 期待を込めて、童謡「どこかで春が」を流す。
(3)興味深い花の形・つくり。
   花芽の中に、紐状の花弁が折り畳まれている。
   玩具の「吹き戻し」のように伸び出る。
(4)「ネソ」は、結束用の「練り麻(そ)」。
   合掌造りの骨組みを結束する。
   マンサクやリョウブの若木は粘り強い。
   煙の煤が虫除け、乾燥すると固形化する。
   丸木橋、輪かんじき、棧俵などの材料にする。
(5)季語、金縷梅(マンサク)、初春。
  まんさくや町よりつゞく雪の嶺 (相馬遷子)
  まんさくの黄のなみなみと暮れにけり
                 (古館曹人)
  金縷梅(まんさく)やシャボン玉吹く兄弟
                 (森本芳枝)

「正月十五夜ほぼ真ん丸のお月さまです。(20:37)望(満月)は明日ということで、左下がまだ欠けています。

雲が多く、高く昇ってからようやく撮ることができました。