野鳥たちが、木の茂みで鳴き交わしていました。

茂みに「オナガ(尾長)」が…。(23

ラジオの気象情報で「朝霧は、晴れを約束する…」と、報じていました。冷え込みはさほどでなく、午前中は穏やかに晴れそうです。
(夕刊、佐久市、6時の気温は6.3度)
今日の作業は立ち木の伐採だそうです。作業が始まる前に、野鳥の観察をしました。耳を澄ますと、オナガ、モズ、ムクドリが賑やかに鳴き交わしています。動きが激しくて、写真に撮ることは難しいものです。
画像は、「オナガ(尾長)」が、ヒバの木の間にちょこっと見えました。
オナガが飛び立ちました。偶然、その瞬間を捉えることが出来ました。特徴の尾が入らなかったのは、残念…。連写という手もあったんですが…。

木のてっぺん辺りで、「モズ(百舌鳥)」でしょうか…、縄張りを宣言しているようです。


作業が始まり、次々と立ち木が切り倒されました。
見通しが良くなって、ソメイヨシノ染井吉野)の枝に、カラス(烏)の巣がはっきりと見えました。
木が伐られ、これらの野鳥たちの棲み家がなくなることが、ちょっぴり寂しく思いました。
また、新たに木が育つことを願っています。
 
ヒバの大木が伐られ、切り株が姿を見せました。
作業員に頼んで、元の部分の輪切りをいただきました。ざっと数えると、70年以上は確かなようです。子どもの頃からの立ち木なので、数は合います。それにしても、年輪を観ると、単純に等間隔ではありません。毎年の温度や水分などの環境条件がずいぶん違うんだなと、感心しました。

作業員は3人、重機とチェーンソー、それに大型トラック、チームワークで見事に操ります。

やっぱりプロの仕事です。チェーンソーの当て方で木が自らの重さで倒れる…、作業員の言葉には説得力がありました。広く張った根株を掘り起こす作業は、切り倒すより大変な仕事だそうです。もっと大型の重機を使うそうです。