駒場公園の「カツラ(桂)」、葉をすっかり落としました。

完熟した「アキグミ(秋茱萸)」の実。

予報通り、今朝は冷え込みました。(夕刊、佐久市6時の気温は2.7度。)この気温では、霜が降りたはずです。昨夕、鉢花を部屋に取り込んだことは正解でした。
画像、「アキグミ(秋茱萸)」の実です。霜が当たっても平気で、むしろ甘みが増すのではないか…と、期待しています。
今日は、賢治を読む会の11月例会です。「コトネアスター(車輪桃)」、「陸羽132号(賢治米)」の稲穂とともに、植物の紹介のために持参しました。車窓に、駐車場の「カツラ(桂)並木」を見てビックリ…、すっかり葉を落としてしまいました。ケヤキやトウカエデの葉も…。早くも冬景色になりました。
読書会の冒頭、いつものように「暦」の話と植物標本の解説から始めました。
旧暦、十月(神無月)十四日。過ぎてしまいましたが、昔、旧暦の十月十日に、「十日夜(とおかんや)」のお祭りが行われました。
今でも月遅れの明日・11月10日に行われる地区があることを話しました。先日、朝のラジオで佐久の通信員が、報告・紹介しました。ケーブルテレビでも、お祭りの様子を放映するそうです。
子どもの頃にはどの地区でも行われ、藁でっぽうを作って打ちならしたことを懐かしく思い出します。このような伝統行事は、これからも残し、伝えて欲しいものです。
今夜のお月さまは、雲の隠れたり出たり…でした。(18:12)

「陸羽132号(賢治米)」が、生産者から会員全員にプレゼントされました。各自が家に帰って炊いて、ご飯を味わいながら、賢治さんを偲んでいただければありがたいです。
会員が持参してくれた、東京新聞の切り抜き、津波ニモマケズ」・「耐えた宮沢賢治の詩碑」三陸鉄道 島越駅舎前)を紹介しました。現地を訪れた制作者が、このまま保存をして…と話したそうです。
鳥越駅は、「グスコーブドリの伝記」に出てくる島の名に因み、「カルボナール鳥越駅」の愛称で呼ばれるそうです。碑文の原典は、春と修羅第二集』補遺「発動機船 第二」。目を通してほしいと話しました。
「猫の事務所 初期形」を読みました。
賢治が、当時の郡役所で見たり感じたりしたことを、滑稽とも思える、人間模様を猫の姿に替えて表現した…。
それにしても、するどい観察力だと感心してしまいました。
会が終わり、お米をプレゼントしてくださった方にお礼のために、会の代表と一緒に「シンビジュウム鉢」を持って出向きました。
花やさんで「紅花大文字草」の鉢花を見て、衝動買いしました。

この赤色が、来年も発色するのかどうかが…課題です。