「東日本大震災」1周年。「浅間山・火山災害」の講演を聞きました

青空に映える「ロウバイ(臘梅)」の花

早朝のラジオ、あさいちばん「震災1年」で、ゲストが気仙沼出身のマジシャン・マギー審司でした。被災地訪問のお話でした。少ない人数の避難所にも、出向いたとのことでした。はじめの頃の子どもたちの笑顔はぎこちなく、大人に気を遣っているように感じたそうです。ようやく最近は、子どもらしい笑顔に接することができると、喜んでいました。これからも、被災地の皆さんを元気づけて欲しいです。
御代田の「浅間縄文ミュージアム」で、浅間山の噴火と火山災害」の講演会があり、参加してきました。
画像、会場の植え込み、青空にクリーム色の「ロウバイ(臘梅)」が映えています。
平安時代後期、天仁元年(1108)の大噴火の際の噴出物・「浅間の焼け石」で、石垣が組まれています。庭石などで、佐久地方では日常的に目にすることができます。火山災害は現実的で、他人ごとではないことの証拠でもあります。

駐車場から「白銀の浅間山」が望めました。
この縄文ミュージアムの土地にも、火砕流が襲いました。雲仙普賢岳火砕流の3倍の規模だったというから、驚きです。

江戸時代、天明三年(1783)については、古文書も多くよく知られています。鎌原(かんばら)火砕流と泥流(川津波)による犠牲者は、1500名…。
地元に居ながら、知らないことがまだまだ多いです。
今日は、東日本大震災」1周年。冒頭、犠牲者に黙祷を捧げて始まりました。
講演会の副題、「過去の火山災害から何を学ぶか」…。
本日、出版の『浅間 火山とともに生きる』学芸員による執筆)を買い求めてきました。じっくり読んでみます。