我が家の「十月桜」が咲きました。

日を受けて輝く「原種プリムラ・ブルガ

天気が下り坂のようです。朝、外に出ると空には雲が覆い、お月さまは見えません。
アメダス、最低気温は3.2度(5時)で、意外に寒い感じです。朝のうちは、わずかに日差しがありました。
画像、「原種プリムラ・ブルガリ」が日を受けて輝いています。
我が家の「ジュウガツザクラ(十月桜)」、待望の花を開きました。
名前通り、十月に咲いて、春にも咲くという二期咲き種の桜です。佐久平駅前の植え込みでは、一ヶ月も前に咲いていました。

「彼岸桜」や「啓翁桜」は、あと1週間は待たなければなりません。
染井吉野」は蕾が堅く、開花は遅れて、月末になりそうです。
浅間山」には、雲がかかっています。浅間と言えば、昨日付け読売新聞「旬の人」に、『浅間 火山と共に生きる』の著者、堤隆さんが紹介されていました。浅間縄文ミュージアム主任学芸員 堤 隆さん。見出しに、噴火の「記憶」1冊に と、ありました。
表紙、カバーの浅間です。写真は「噴火」の様子で、外輪山・黒斑山方面から撮ったもののようです。

発行は、今年の3月11日(東日本大震災、1周年)。縄文ミュージアムで開かれた、著者による講演会に参加した際に購入しました。(講演会の概略は、ブログ「佐久の季節便り」に、公開してあります。)
新聞記事の一部を引用します。
著書では浅間山が大噴火を起こした1,108年の天仁噴火や1,783年の天明噴火について、現存する絵図や資料を交えて説明した。特に、江戸時代の資料は文書や絵図、瓦版などが多く残り、執筆しながら「災害の記憶を風化させずに後世に残そうとした人々の思いが伝わる」と感じたという。
改めて読んでみると、当時の災害状況を彷彿させ、避難方法や復興への努力など、身につまされる思いがします。
江戸時代、救荒植物として方言「タズマ」が記載されていました。現在の和名、「マツムシソウ」が備蓄されていた…。など意外な事実にも興味が唆られました。
空は、予報より早くに曇って、底冷えのする日になりました。

開花を待っていたカタクリ(片栗)」の花、花弁1枚を、やっと反り返していました。
明日も晴天は望めず、開花出来るかどうか…。
アメダス、今日の最高気温は、11.7度(13時)。
予想の18度には届かずじまいでした。