「迎え盆」、蒸し暑い日でした。

消えゆくロンドンオリンピックの「聖火

ロンドンオリンピックレスリングフリースタイルの米満選手が金メダル、有終の美を飾り、17日間のすべての戦いが終わりました。
朝、閉会式の様子をラジオで聞き、起き出してテレビで視聴しました。
なかなかに凝った演出でした。画像、聖火が消えます。「希望」を意味する、「タンポポ」の花だそうです。
今日は、「迎え盆」です。
8月13日と言えば、終戦2日前の長野市空襲です。長野駅中心に、47名もの犠牲者が出ました。当日は、母親の実家にお盆で訪れていました。67年も経ちましたが、記憶は鮮明です。語る会が長野市で続けられています。

お供えの花やちょうちん飾りなどを準備しました。
キュウリとナスで作る「馬と牛」は、昔から子どもの仕事でした。とうもろこしを作らなくなったので、尻尾を付けることができないのが残念です。
ナス(茄子)」は、もっとも身近な夏野菜です。お盆には、必ず思い出す「茄子のお焼き」…、母の実家で必ずいただきました。家でも、糠漬けなどでいただいたおふくろの味なのです。
8月6日の「夏休み子ども電話相談」で、「茄子の花が紫色をしているのはなぜ?」の質問がありました。

確かに、美しい紫色の花です。大人は、当たり前のことと問題にすることはありません。こどもの瑞々しい感性に脱帽です。
回答者の先生は、葉の筋(葉脈)も紫色をしていること、白ナスもあることを話し、アントシアニン色素による紫外線対策であることを答えました。
改めて、茄子の実や茎の紫色が意識されました。はたと、茄子の蔕(へた)を剥ぐと、白い部分が現れることが思い起こされました。これは、日の当たり方と関係がありそうだ。外に出て、実際に観察してみました。

蔕(へた)の下が白いまま、段々に紫色に変わっています。
結実したばかりの小さな実を調べてみました。白いままの実もありました。

白い部分を日光をアルミなどで覆う実験…、試みました。おかげで、日光と色素の生成など、植物の不思議を実感することができました。
日中は、日差しはわずかでしたが蒸し暑く感じました。雨は降りそうでいてわずかに落ちただけ…。アメダス、最高気温は30.1度、やっぱり真夏日でした。
そして、夜には長野県に「竜巻注意情報」が出されました。