電柱の天辺で、辺りを睥睨する「モズ(

早くも二十四節気の「寒露…。季節が進みます。
秋、「モズ(百舌鳥)」が辺りを睥睨し、高鳴きする季節です。
今朝も、電柱の天辺で鳴いています。

改めて電柱が高く電線が張り巡らされ、複雑な構造になっていることを知りました。

裏道沿いの「ホウキグサ(箒草)」の紅葉が一層進みました。

キクイモ(菊芋)」が咲いています。ずいぶん遅咲きなことに気づきました。

アメダス、最低気温は17.2度(6時)。予想最高気温は24度(マイナス2度)。
「賢治を読む会」の10月例会で、佐久市立中央図書館へ出掛けました。
暦の話の後、「十三夜」の月の観望を勧めました。
読売新聞のコラム、「顔」に宮沢賢治作品の英訳を進める、ロジャーパルバースさんが紹介されていました。
〜「賢治は相手の悲しみを自分の悲しみとした。相手は自分、自分は相手です。人間、動物、植物、山、川…。すべてつながっていると考えた」〜(以下略)
なお、会員が朝日新聞のコラム「リレーおぴにおん」にロジャーパルバースさん」 「没後80年 賢治を語ろう」「私たち」の幸せを問い直す を参加者全員にそのコピーを配布してくれました。
テキストで「馬の頭巾」を輪読しました。
かつては、馬と人間との深い関わりがあり、人との悲恋物語、「望月の駒」など、伝説や物語になっていること。
佐久市駒場公園が、かつては「種馬所」だったこと。
川上村の「市場」集落は、「馬」に関する地名で、決して「野菜」の市場ではないこと、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』や、「藁草履」にその記述があることなど…、話が盛り上がりました。
季節の植物・標本の紹介では、「キンモクセイ」「キクイモ」など多数ありました。
珍しい物では、「ヒイラギモクセイ(柊木犀)がありました。

この種は、「ヒイラギ」と「ギンモクセイ」の雑種とされているとか…、確かに、葉の鋸歯が特徴づけています。
久しぶりに野良回り…、稲刈りがほとんど終わっていました。
夕暮れの浅間連峰には、雲が覆っています。


休耕田では「丹波の黒豆」の枝豆を数本採りました。
畑では、サツマ芋の「ひめあやか」「たまゆたか」を探り採りしました。
ピーマン、秋なす、モロッコインゲン、おろぬき大根も採りました。

長月五日」のお月さまと、近くに「金星(マイナス4.2等星)」が見えました。(17:44)
心配された台風24号は、温帯低気圧になり、「強風注意報」が出ました。
佐久市は、風速3m/s 雨も降らずに去りました。
アメダス、最高気温は27.2度。
「夏日」、蒸し暑い日でした。