梅雨空の中、国宝「善光寺」、国宝の「大法寺」の三重の塔などを見学

研修旅行、二日目の朝。(27.6.12)

川の流れの音を聞きながら、気持よく休みました。
目覚めると、夜間から小雨が降っていたようです。
5時半、朝風呂を楽しみました。
8時半、白馬村を経由して、「オリンピック道路」を長野市方面へ…。
それにしても、「光陰矢のごとし」。
長野オリンピックから、もう20年近くも過ぎたんだなー。
犀川沿いに走るバス…、「五月雨(さみだれ)」を集めて…。
車内レク係が、3枚の紙に「五、七、五」を書かせて、シャッフルして俳句にする…。
さみだれや/バスにゆられて/善光寺
小雨がけぶる中、国宝「善光寺を案内して頂きました。
御開帳が終わり10日あまり、ひっそりとした佇まいは、いいものでした。
8割は作り話、2割はウソ…」、しっかり復習も出来ました。
善光寺のご紋はタチアオイ立葵)」、本田善光・本田家のものだそうです。

立葵といえば、車窓から畦や庭先で咲いている花が見られました。
「仏足跡」善光寺地震」による柱の傷…。


歴代の「回向柱10本」が境内の隅に立てられ、衆生の祈りにこたえています。

地中の部分は腐るので、毎回、短くして立てるのです。
十本ですから、一番古い柱は終戦後まもなくのものです。
塩田平には、国宝の「三重の塔」が二つあります。
先ず青木村「大法寺」へ…、「見返りの塔」と呼ばれ、素晴らしいものです。

塔の前には、「サツキ(皐月)」の花が、明るく輝いていました。

珍しく、ウツボグサ(靫草)」が群がって咲いていました。

最後の国宝は、安楽寺の「八角三重の塔」です。
境内に入ってびっくりするのは、コウヤマキ高野槇)」の巨木です。

受付・チケット販売の女性に、「剪定などの手入れはどうするんですか?」と、尋ねました。
そういうお尋ねが多いいんですよ。」と、すぐ横の写真を示してくれました。

ホトトギス(杜鵑)」が鳴きました。
本当に久しぶり…、まさかスピーカーではないでしょう。
でも、一声だけで残念でした。