「黒柿」を試食しました。

晴れて、くっきりと「浅間山裾に白雲がたなびいています。(7:35)
毎日、ジョウビタキ(尉鶲)」が、「ヒッツ、ヒッツ。カタカタ…」と鳴いています。
声はすれども、姿は見えず…でした。
今朝はばっちり、隣の家の屋根にいて尾を振りながら鳴いています。
午前中は、「賢治を読む会」11月例会です。
例年11月には、注文の多い料理店』の序文を、皆で読み合わせます。
文中に、「十一月…」の叙述があるからです。
〜ほんたうに、かしはばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかつたり、十一月の山の風のなかに、ふるえながら立つたりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。ほんたうにもう、どうしてもこんなことがあるやうでしかたないといふことを、わたくしはそのとほり書いたまでです。〜
輪読は、「風野又三郎」九月七日、九月八日を読みました。
「水沢天文台」、水沢緯度観測所初代館長、木村栄(ひさし)博士についても話しました。
「季節の花」で、長野県の花・「リンドウ(竜胆)」が、「ひろば・賢治ガーデン」で咲いていることを紹介しました。
枕草子』64段
竜胆は、枝ざしなどもむつかしけれど、異花(ことはな)どもの皆霜枯れたるに、いと花やかなる色あひにてさし出でたる、いとをかし。
妻がいただいてきた「黒柿」を試食しました。

味はともかく色が面白いので、種子を播いてみました。