「あかつき 金星軌道に」

「星の王子さまに会いに行きませんか」

今朝は、寝床で目覚めると耳が冷たく感じました。
冷え込みが厳しくアメダス最低気温は氷点下4.0度(4:20)。
軽井沢より低温ということは、放射冷却が効いたようです。
お月さまは?と、目を凝らしました。
しかし、太陽に近い「十月二十六日」の細い月は眩しくて見えませんでした。
日本の宇宙探査事業、金星探査機・「あかつき」の再挑戦は、午前8時51分からのエンジン噴射です。

直後のニュースは、計画通り小型エンジンの噴射が行われたことを報じました。
そして、信毎の夕刊は1面トップの見出し、あかつき 金星軌道にを飾りました。
記事で、〜機体や通信機能が正常なことも確認され、さっそく観測機器の運用に入る。狙った軌道を正確に回っているかどうかは9日に発表する。〜
JAXA相模原キャンパス(相模原市)からの司令は、佐久市の宇宙空間観測所を中継してあかつきに送られた。〜
この奇跡とも言える「軌道投入」に「はやぶさ」の奇跡に続いて、佐久市にある観測所が役目を果たしたことが、自分のことのように嬉しく思いました。
そろそろかと期待していた、ツグミ(鶫)」が庭のウメモドキ(梅擬)」の木に姿を見せました。

野暮な「鳥避けネット」は、すぐに外してやらなければ…。

COP21で、全世界の大問題、地球温暖化防止が話合われています。
本日付け読売新聞のコラム・「ここが聞きたい」、見出し「自然と触れ合い出張授業」が目が止まりました。一部を引用します。
NPO法人「センスオブアース」が環境大臣から表彰を受けました。
温暖化に特化した授業をするわけではない自然と接点を持つことで、子供たちは身の回りの自然を大切にする。結果的に温暖化を防ぐ意識を高めることにつながる。
 授業では、例えば園児らに公園で自作の紙芝居を読み聞かせながら、途中で「風の音」「葉っぱの裏」「生き物」などを、公園内で探してもらう。紙芝居と自然学習を組み合わせることで、園児たちに、普段は意識しない身近な自然に気づいてもらえる。〜
この文を読んで、誰もが賛同すると思います。
問題は、このような授業を誰が実際に行うか…です。
大人・保護者も含めて、日頃から身近な自然について、もっと関心を持って欲しいと思っています。
アメダス、最高気温は8.3度(14:10)でした。