菜の花に白いお月さま。(28.3.31)

英語歳時記「菜の花」

「霜予報」が出た朝、冷んやりと空気が澄み、空はすっきり晴れています。
アメダス、最低気温は0.0度(5:50)、続けて今日も洗濯日和です。
いつもの霞はなく、こんな青空は久しぶり…。
では、しばらくご無沙汰のお月さまはどうか…。
「如月二十二日」の残月が、白く中空に浮かんでいます。
一緒に「菜の花」の黄色を入れて、撮りました。(6:34)


列島各地から「桜・ソメイヨシノ」満開の便りが聞かれます。
冷涼の佐久地方は、「桜の蕾」まだ固く、開花は10日以降とのです。
もうしばらくの間、サンシュユ(山茱萸)やレンギョウ(連翹)、などの黄色の花がもっぱらです。
菜の花とお月さまと言えば、山室暮鳥の詩「風景」ですね。
2.22付け信毎・夕刊のコラム「風のうた」に、さだまさしが書いています。
約1ヶ月過ぎたところで、改めて紹介します。

注目したいのは、第3連の「やめるはひるのつき」の表現です。
「やめる」は「病める」とすれば、欠けている白色の昼の月ということになります。
畑一面に菜の花が咲く、旧暦、三月二十四日・(下限の月)、現行暦4月30
日あたりを目安に、撮影を挑戦します。
今朝も、「カタクリ(片栗)」の芽生えの様子を、観察しました。
昨朝と比べると、1日間の生長が大きいことにビックリ…。
先ず、先端部で繋がっていた2枚の葉が、お互いに弾けるように外れて、包まれていた内側から、「蕾」の一部が見えるようになっています。
それと新たに、ぷっくりタイプ・2枚葉候補が芽生えました。
写真画像から、しっかり見つけてください。

予報通り、穏やかな春本番の一日でした。
ようやく梅の花が開き、春花壇にはスイセン水仙)が開き、ヒヤシンスの蕾も一気に膨らみました。
アメダス、最高気温は18.4度(14:50)でした。