夜、久しぶりに観るお月さま。

涼し気な「ギンセンカ(銀銭花」

どんより曇り空も、今日は早目に晴れてきました。
アメダス、最低気温は19.7度( )、風もあり爽やかな「お盆」です。
「ギンセンカ(銀銭花)」の花も、涼しげです。

アオイ科ハイビスカス属で、江戸時代に観賞用として導入され、今では、野生化が見られます。
中国名は「野西瓜苗」で、確かに、葉が西瓜の葉によく似ています。
盆棚の馬と牛、「精霊馬」は、キュウリ(胡瓜)と同じウリ科の「ゴーヤ」で作ってみました。
背中がゴツゴツで、跨るとちょっと痛いかな…。

散髪に行き、「賢治を読む会」の資料を、お客さんにも見てもらうように、話しました。
資料に、盂蘭盆(うらぼん) 吉岡安之:『旧暦 スローライフ歳時記』を紹介しました。
旧暦七月十五日前後の数日はお盆と呼ばれる。(現在では、月遅れの8月15日前後の数日間)
 お盆とは「逆さ吊り」を意味するサンスクリット語のウランバナに由来する。
釈迦十大弟子の一人である目連は、亡き母親が地獄で逆さ吊りの責苦に遭っているのを知り、釈迦の教えに従って、食物などを布施したところ母親が救われたという。この説話が載るのが盂蘭盆経で、中国では旧暦七月十五日に、祖霊を救済するための盂蘭盆会の仏事が営まれるようになった。
 古くから日本では、正月と立秋前後はそれいが来訪する時期とされていた。これが、中国渡来の盂蘭盆会と結びついて、お盆になったといわれる。
行く夏を惜しむかのように、「ミンミンゼミ」が、家の近くで鳴くようになりました。
午前中に、散髪を済ませると、吹く風がいっそう爽やかに感じました。
庭先に伸び出てきた野草、水やりをしながら片付けました。代表的な
盆花、ミソハギ(禊萩)」の黄色版・「キバナミソハギ」を、挿し木で殖やそうとしています。

旧暦、七月十二日、夜になって、雲間にお月さまを観ることができました。(20:57)

お盆は月と共にあった行事で、七月十三夜から十六夜までの満月前後の営みでした。(以下略)
志賀勝:『月と季節の暦』は、説得力があります。
アメダス、最高気温は30.9度(15:20)、やはり「真夏日」。
朝から、東からの風が吹いてしのぎやすい一日、夜は涼しくなりました。