「ハクサイ(白菜)」は、賢治作品にも登場。

昨日の氷雨、「浅間山」は雪に。

降り続いた氷雨は夜半には上がり、浅間山」はやはり雪になりました。
雨量は、トータル14ミリのまとまった量になりました。

アメダス、最低気温は5.6度(5:10)、春のような気温ですが、朝から西風が吹いています。
西高東低の冬型の気圧配置、県北部の信越国境方面は、まだ降っているようです。
「ハクサイ(白菜)」は今が旬、縁側に並べられています。

広辞苑』を引用します。
アブラナ科の一年生または二年生葉菜。
植物分類学上は、カブ(蕪)・コマツナ(小松菜)などと同種で、中国北部の原産。
明治初期に導入。漬菜などとして食用。山東・包頭連など多数の品種があり、中には結球しないものもある。
以前、テレビ番組・「趣味の園芸」で、藤田智先生が白菜と蕪は同種と話され、意外に思ったことがありました。
我が家で栽培した品種は、「オレンジ・クイン」と「黄芯(黄ごころ)」、ポットに記載があったと記憶しています。

確かに、中心部が黄色・オレンジ系の色です。

ネット検索してみました。

宮沢賢治も栽培には力を入れたようで、詩に詠んでいます。
宮澤賢治 語彙辞典』から引用します。
賢治にはペツアイと中国音でルビをつけたものもある。
中国音は北京語ではパイツァイだが、ペツァイは四川語でそう言う。
〜中国原産で日本には1882(明治一五)年に入り、大正時代に全国的に栽培されるようになった。
〜賢治の詩中の「砲弾」や「麺麭(パン)の形」とは、白菜の結球をそうたとえたもの。
〜詩[(盗まれた白菜の根へ)]に「盗まれた白菜の根/一つに一つ萱穂を挿して」とある。ほか多数登場。
賢治の栽培した白菜、品種名は「松島白菜」だったでしょうか。
栽培が難しいそうですが、今も栽培が試みられているとか…」
賢治の、「下の畑」を開墾し、野菜づくりに邁進した情熱を感じます。
お昼前、「賢治ガーデン」に出かけ、花の終わった野菊類の株を切り、片付けました。
残る作業は、落ち葉の片付けと不要な草の除草…。
フユシラズ(冬知らず)」を数株、掘りとってきて、玄関脇に植えました。
今年いっぱいぐらいは、花を見せてくれそうです。
隣に、「チューリップ」の球根を植え付けました。

強風に吹き飛ばされた「仮設グランド」わきの交通安全標識、今日、復旧していただきました。

お礼の意味を込めて、「リギダ松の落ち葉」掃きをしました。
アメダス、最高気温は7.9度(10:40)、風が冷たい一日でした。