今年の漢字は、「金」…。

今年の漢字は、「金」

今朝も、厳しい冷え込み…、浅間連峰は雪雲に覆われています。
庭先はザクザク霜柱で、見事な「氷の華」も観られました。
アメダス、最低気温は氷点下6.2度(4:30)、日中の日差しは無さそうです。
外仕事は寒いので敬遠し、室内で、「賢治を読む会」の資料作りを進めました。
暦の話で、二十四節気「大雪」、次候:「熊蟄穴」(くまあなにこもる)
人間はといえば、「こたつ」にもぐる時期なので、読売新聞コラム・英語歳時記を紹介することにしました。
こたつ▶Japanese heated table
A Japanese heated table is a table with a built -in electric heater,covered by a comforter.
People stay warm with their legs under the table.
Family members gather around it to enjoy conversation.
それにしても、「こたつ(炬燵)」という暖房器具は日本的ですね。
特に子どもの頃の炭火炬燵にまつわる思い出は、たくさんあります。
スイッチポンで、暖かくなるわけではないのですから、炭火おこしが大仕事…。
4人の子どもが、炬燵の中で、足で蹴り合いなどをして…。
大人になれば、なかなかいいもんですが…。
欧米人には、まったく馴染めないと思います。

宮沢賢治作品に、「リンゴ(苹果・林檎)」が登場します。
原 子朗;『宮澤賢治 語彙辞典』で調べてみました。一部を引用します。
苹果(りんご)賢治作品におびただしく登場し、鮮やかな印象を与えているリンゴは「りんご」と仮名書きされる場合もあるが、漢字では「苹果」が最も目立ち、「林檎」はまれである。現在私たちが慣用的に表記している「林檎」は、もともと西洋リンゴ輸入前の小粒の和リンゴの総称で、西洋リンゴ(大りんご)の表記は「苹果」であった。明治年間の「農商務統計表」でも正式名。各種品評会でもこれを用いた。(ちなみに中国語では現在も「苹果(ピンクオ)」。(以下略)
毎年恒例の、今年の漢字が発表されました。


リオ五輪の「金」メダル、ピコ太郎の衣装など、1位の理由は分かるが、マイナス「金」利、政治家の「金」問題の方が説得力があります。
自分としては3位の「変」がピッタリの年、天候も含めて世界中が「変な年」だったと思います。
霜月十三日」のお月さま、薄雲を透かしてほんのり…。(17:01)

明日のお天気は、雪から雨、そしてまた雪…、変わりやすいお天気です。


アメダス、最高気温は5.3度(15:00)でした。