今日は、「カレンダーの日」…。

「カレンヂュラ・ホンキンセンカ(本金

昨夜、早めに就寝したためか、早朝に目覚めてしまいました。
ラジオを点けると浜口庫之助の特集番組、昭和42年頃の懐かしい歌声が…。
月明かりに誘われて、新聞を取りに出ました。
西空高く、昨夜・「十月十五日」のお月さまが煌々と輝いています。
もちろん、逆立ちの「月の兎」です。(3:30)

石原裕次郎の「夜霧よ今夜もありがとう」を聴きました。
ハマクラさんなら…、最後はやっぱり島倉千代子「人生いろいろ」でした。
アメダス、最低気温は氷点下5.3度(3:50)、意外に冷え込みました。
夜が明けて、今日12月3日は「カレンダー」の日とか…。
そのわけは旧暦が新歴に…、およそ見当がつきました。
『生活歳時記』から、「言い伝えられた暮らしの知恵」を引用します。
〜日本では、明治五年(一八七二年)一二月三日を、新暦の明治六年一月一日と規定した。ということは、明治五年一二月二日は、旧暦最後の日で、昨日は一二月一日で、なんと明日は一月一日ということになる。
 この改暦の際に、大いにもうけた人物がいる。福沢諭吉である。彼は、太陽暦の解説・啓蒙書『改暦弁』という小冊子を一夜にして書きあげた。それを多くの官庁がまとめて買い上げてくれたので、数十万部の、大ベストセラーとなったという。
 島崎藤村『夜明け前』に、改暦による世の中の戸惑いの例が書かれています。浅田次郎にも、改暦に関わる内容の作品があります。
当時の人々の戸惑い・混乱は以下ばかりだったでしょう。
「月明かり」はじめ暮らしの役立った旧暦です。
自然によくマッチした旧暦の良さも、これからも併用・活用していきたいものです。
午前中、上ノ城公民館主催の「注連縄作り」に参加してきました。
材料の藁や稲穂をいただいてきたので、注連縄のオリジナルも作ってみるつもりです。
穏やかな「小春日和」なので、「ハス田」の改修・昨日の続きを進めました。
今朝の氷がまだ融けず、土の掘り上げ作業は大変です。
ハスの茎が2本、畦板の下を潜って反対側に出ています。
「ハス(蓮)」の逞しさが見て取れ、泥深さの大切なことが分かります。

ほった溝に水があるので、「水平」が取れて好都合です。
さらに掘り下げたい部分は、明日からの作業で仕上げたいです。

4時前なのに日が陰って寒くなってきたので、作業は切り上げ…。
湯川の崖の上・岩村田城址に新築中の「岩村田小学校」が、西日を受けて輝いています。

帰宅して、裏道わき花壇を整理していると、「冬知らず」が目に飛び込みました。

「冬知らず」の名は、しばらく前から「俗名」であることを知りました。
『牧野新日本植物図鑑』によると、和名は「キンセンカ(ホンキンセンカ」…。
日頃我々が「キンセンカ(金盞花)」と呼んでいる大きい花が咲くものには、「トウキンセン(キンセンカ)」
[日本名]唐キンセン、中国から来たキンセンカの意味。本種の方がキンセンカより普通であるので彼の日本名が本種の方へ移ってしまった。
ややこしいので、「冬知らず」を和名にしたらどうだろう…。
ところで、学名:カレンデュラ属、カレンダーと語源が同じようです。
アメダス、最高気温は11.4度( 14 :00 ) 穏やかな一日でした。
今夜、「十月十六日」のお月さまは、日付が替わって0:47に「望(ぼう・満月」になります。
今夜のお月さまは、日付が替わり、「望」に近い時点で観ることにします。