謹賀、戊戌新春。祝、〈月〉の会・佐久が誕生。

2018年版『月と季節の暦』(制作:

一夜明けて、旧暦、正月朔日(ついたち)です。
日の出時刻は6:35(長野)、月の出時刻が6:47(長野)、その間12分の差で、空に隣り合わせているのです。

『月と季節の暦』(制作:志賀勝)、新年、正月朔日の初使いです。

この記念すべき新年・正月朔日に、〈月〉の会・佐久が誕生しました。
暦の製作者:志賀勝さんが〈月〉の会・東京の皆さんと会場入り、祝辞で、誕生を祝っていただきました。

新年の重要な行事・若水汲み、参加者全員で近くの不動尊の清水」に行って、いただきました。

体全体に沁みわたる、ありがたい命を育む「若水」でした。
若水」は、お餅つきやお雑煮にも使われました。
今日・新年の「若水汲み」に間に合わせたという冊子・『若水のために』(著者:志賀勝)、あとがきに次のようにあります。
〜私たちが生を重ねていく上で、正月というのはもっとも大事な折り目となるものですが、その意義は現代社会では忘れられ、日本の正月はさびしいものになりました。人びとは今どのような思いで正月を迎えているのか、何かを置き忘れたかのような喪失感をいだいてやり過ごしていないかと、とても気がかりです。(中略)
〜生命の水、若返りの水をいただくことは、過去と現在未来をつばぎ、また分け隔てる決定的ないちなみとなるものでした。この重要ないちなみをはじめ、正月の人間らしい復活に多くの人々が気付いてくれることを願いながら綴ったのがこの冊子ですが…。
30名以上の参加者全員による、自己紹介がありました。
十数年前、佐久町図書館勤めの頃、世の中にはスローライフの実践を願う動きがありました。
そんな折に、「旧暦」の重要性を知り、志賀勝さんとお近づきになったのです。
植物を愛好する者として、「月名植物」特集に期待していること、「月兎耳」の標本も観てもらいました。
「里芋」をたくさん栽培・収穫して、お月さまにお供えしたいです。
「ひろば植栽」の宣伝、佐久市所・ホールで開催中のパネル展示の宣伝も、忘れませんでした。
「えんがわぼっこ」会場で、心づくしのおもてなしをいただき、お土産までいただきました。
新年を祝う会、〈月〉の会・佐久の立ち上げの会は、生涯忘れられない素晴らしい会にになりました。
志賀勝さんはじめ、〈月〉の会・東京の皆さん、会の運営、会場設営に携われた皆さんに、参加された皆さん全員に、心より御礼申し上げます。
次回を、大いに楽しみにしています。
アメダス、最高気温は7,3度(14:53)でした。
明日は、佐久地方にも「雪だるまマーク」が…。