「佐久の季節便り」、「寒風」、「ウメモドキ(梅擬)」の実が、ほぼ食べ尽くされ…。

夜通し、風音がして時々目が覚めてしまいました。

早朝、わずかに雨が降ったようで、佐久地方に「濃霧注意報」が…。

雨量は1ミリ(1時と3時に各0.5ミリ)でした。

アメダス、最低気温は4,.6度(7:47)、日照が無く気温が上がらない予報です。

ヒヨドリ(鵯)」が、「ウメモドキ(梅擬)」の赤い実を啄んでいます。

お約束の、赤い実を咥えた決定的瞬間を、ベストショット!!

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次々とやってきて、「ウメモドキ(梅擬)の実」は、例年より早くほぼ食べ尽くされました。

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そうそう、ジョウビタキ(尉鶲)」の雌も、実は現行犯なのでした。

今は、知らん顔して庭石で一休み…、しばらく前には、空中飛行しながら赤い実を啄んでいたのに…。

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撮影できなかったクロバットな餌の摂り方…、まさに、リスペクトに値します。

 

今日は、11月のFm放送日…。

岩村田城址に残る植物シリーズ 色づく果実

(1)在来種・「ムラサキシキブ紫式部

 クマツヅラ科の落葉低木。〜秋に球形・紫色の美しい液果を着ける。

山地に自生、観賞ようにも栽培。実紫(みむらさき)。漢名:紫珠。

学名:Callicarpa japonica (日本の美しい実) 

和名:ムラサキシキブ紫式部)、名の由来は、紫色の果実を才媛の名を借りて美化したもの。

岩村田城址・招魂社・土手に自生、在来種として生きながらえて来た。

この在来種が、上の城区長・戸塚さんの玄関わきと庭先に植えられていた。

ルーツは不明とのこと、周辺に自生していた株を、庭木として移植したと推測される。

近くの、林さんや小林さん宅にも在るとのことでした。

材が硬いので、道具の柄、杖、箸などに使われます。また、硬炭は高級品とされる。

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CD曲:「家路」 (倍賞千恵子

(2)近縁種・「コムラサキシキブ(小紫色部)」

       別名:「コムラサキ(小紫)」・「小色部」

 同属の近縁種で、果実が密に着き、白い果実の品種もある。

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この方が庭木として植えられ、よく見かける。

「市民交流ひろば」の道路わきに200株ほど、佐久平駅前の株は、アダプトシステム(里親制度)により管理されている。

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強い霜で、両種とも葉が霜枯れてしまっている。

でも、紫色の実は残っているので、観賞価値がある。

野鳥が好んで餌にするので、実生によってよく殖える。

◎花の少ない時期、美しい実を「市民交流ひろば」で観賞してみてください。

 

今日は、寒風が吹き荒れて、冬の到来を実感させました。

アメダス、最高気温が7.0度(0:11)、気温は朝から下がり続けていました。

最大風速は、西の風4.2メートル(12:50)、冷たい風でした。

明朝は、厳しい冷え込みの予報です。