「佐久の季節便り」、「夏は夜。月のころはさらなり…」、「小満」最後の日…。

起き出して北窓を開けると、モヤ(靄)がかかって「浅間山」の輪郭は見えません

居間や台所の窓を開けて、外の新鮮な空気を入れることが、日課になりました。

二十四節気小満」の最終日、草木は葉を展開し、花は次々に開花しています。

「行者にんにく(大蒜)」が開花しています。

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花に近寄って観ました。

完熟したら、種子を採って播いてみようかな…。

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「行者」といえば、「山ぶどう」・「サンカクヅル(三角蔓)」は、「行者の水」と呼ばれます。

今が開花中で、明夫には結実、 喉を潤すことができます。

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さて、今日も日中は蒸し暑くなりました。

夜、外に出ると涼しい風がたまりません。

枕草子を思い出しました。

「夏は夜。月のころはさらなり…。

昨夕の「十二日」のお月さまが見えました。

そして今夕、日が沈んで薄暗がりに、「閏四月十三日」のお月さまが、ほんのり現れました。(19:22)

まさに「月は東に、日は西に…」です。

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約1時間語、朧月(おぼろづき)になりました。(20:27)

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庭先で、アマガエルがうるさいほどです。

しかし、待望の雨は振りません。

アメダス、最高気温は28.9度(13;55)、蒸し暑い「夏日」でした。