「佐久の季節便り」、「初氷」、「小布施」に研修の旅へ…。

今朝は、予報通り厳しい冷え込みでした。

アメダス、最低気温は、氷点下2.4度(6:10) 、野辺山では氷点下7.6度とか…。

よく晴れて、放射冷却」による低温です。

もしかして…?外水道の蛇口をひねると、案の定、ちょぼちょぼ…。

しばらく、手のひらで蛇口を温めると、勢いよくジャーッと…。

バケツの水を見ると、やっぱり「初氷」です。

裏のグランドは、強い霜で真っ白…。

野菊も氷漬けで、「霜の花」が咲いています。

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柿の葉が、風も無いのに、音を立てて、ぽたりぽたり…。

柿の枝の間に、白いお月さま、昨夜・「十九日の月」が残っています。

広い空の中では、「月」は意外と小さいですね。

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「木枯らし」で舞い落ちた「松葉」が路面に…。

風がやんだので、このままでは…、良心が許しません。

防寒帽と手袋で、落ち葉掃き…、短時間でスッキリしました。

 

「ひろば・賢治ガーデン」の草木も、今朝の強い霜でやられました。

「栃の葉」は枯れて落ち、「カンナ」や「ダリヤ」の葉は黒く霜枯れました。

今日は、「ひろば」の運営委員会の研修で、北信地区・小布施に出かけます。

道中の車窓からは、白銀の北アルプス、遠くは富士山が観られました。

さかきPAで休憩、見事な白銀の双峰は、やっぱり鹿島槍・2889mと、案内板を観て分かりました。

長野市に差し掛かると、懐かしい「北信五岳」「飯綱」・「黒姫」・「妙高が眼前に迫ります。

生まれ故郷の、上高井郡仁礼村・現須坂市から、日夜眺めていました。

約1時間で、目的地の小布施に到着しました。

佐久市よりは北にある小布施ですが、標高が低い分、温度は高めのようです。

公園の植え込みには、「チャ(茶)」や「ザクロ(石榴)」など、佐久では育たない植物が観られました。

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「おぶせミュージアム・中島千波館」では、屏風絵・「桜の古木」に圧倒されました。

現存していたら、「根尾の薄墨桜」などモデルになった古木に出会いたいものです。

「高井鴻山記念館」の楽しみは、以前に出会ったことのある、「珍しい木」への再会です。

事前にネット検索してもヒットしてきません…?

もしかして、伐られてしまったか…?

やっぱりなー、上部が伐られてしまい、以前の迫力がありません。

それでも、「ペカン」と書かれた名札が下がっていて、嬉しかったです。

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「ペカン」は、クルミ科の落葉高木。北アメリカ原産で各国で栽培される、〜核皮はクルミより割れやすい。子葉は甘く生食でき、ナッツとして日本にも輸入される。ピーカン。

どんな経緯で植栽されたか…、当時のことが不明なことは残念です。

当時の日本には、珍しい樹木だったことは確かですから…。

挿し木や取り木かによって、「新しい株」を復活してほしいですね

北斎館」付近は、大賑わい…。

メタセコイア」の大木は、何度来て観ても迫力があります。

若い頃に、子ども連れで来た懐かしい町並みです。

「栗の木三本の家」は?と尋ねても分かる人はなく、尋ねた人の歳が分かろうというもの…。

北斎館」は、来るたびに感動します。

北斎巴錦」と言う名の「菊」が、北斎によって描かれ展示されていました。

以前から、関心のある「菊」の品種です。

この「菊」については、明日以降に投稿します。

その後、お昼を食べたり、「栗おこわ」や「方寸」などのお土産を買ったり…。

実り多い、研修の一日でした。

雲の無い夕焼け空、明日の朝も冷え込みそうです。

アメダス、最高気温は14.8度(14:09)、日中は秋晴れの好天気でした。