「佐久の季節便り」、朝ドラ・「エール」が、終了…。

どんより曇って、お天気は下り坂に…。

アメダス、最低気温は5.0度( 7:13)、プラスの気温ですが、日中、日照が無く気温は上がらない予報です。

連続テレビ小説」・「エール」、ドラマの部は、昨朝で終了しました。

「コロナ禍」により、変則な放送になりましたが、楽しませていただきました。

小山田耕三役志村けんさんが、収録途中で「コロナ」で帰らぬ人となり、ショックでした。

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モデルは、大作曲家・山田耕筰…。

主人公のモデル・古関裕而は、子どもの頃に、彼の「作曲法」を書物から学んだという設定です。

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史実はどうか…、山田耕筰は、「私は音楽を愛したが、君は音楽に愛された…」と…。

そして、彼の才能を認めながら、十分に伸ばしてやれなかった…。

死ぬまで悔やんでいたことを、死の3日前の手紙に書き残していた…。

その内容を、「ドラマの最後に説明する…」、残念ですが、仕方がありません。

 

11月15日付新聞に、「めぐみ健康でいて」、拉致43年横田さん会見 記事がありました。

 新潟市で、横田めぐみさんが13歳で北朝鮮に拉致されてから43年になった。母親の早紀江さん(84)は、自宅のある川崎市で記者会見し、「毎年、この日になると本当にやりきれない思いがする。(めぐみさんが拉致された新潟の)夕方を思うと、背筋がざぁーっと寒くなる」と打ち明けた。

「新潟の砂浜」といえば、北原白秋作詞山田耕筰作曲の「砂山」を思い出します。

「かえろかえろよ茱萸原(ぐみわら)わけて」

茱萸原の茱萸(ぐみ)は…?それは、「アキグミ」のはず…、以前から確信をもっていました。

改めて、ネット検索してみました。投稿記事の一部を引用します。

 幸い、寄居浜海岸について、その歴史、砂丘と人とのかかわりなどを紹介するホームページが見つかった。ただ制作元がわからない。とりあえず見ていくと、その中には白秋の「砂山」の碑も写真入で紹介されている。ホームページにはさらに「学校教育と砂丘・砂浜」という項目があって、「昭和11年(1936年)小学校卒業記念に砂防用のグミ、松の苗木を植えた」と書かれている。また、「砂丘にはグミ林があった。子どものころ、グミの実を食べた」とも記されている。

さらに見て行くと、海岸砂丘の汀から内陸へ60mまでの「海浜植物園の植生断面図」というのがあり、次第に高まっていく砂丘の曲線の上に17種類の植物の名前が記されている。その中でいちばん高まったところ、つまりもっとも内陸に入ったところから2番目に「アキグミ」とい文字を見つけた、汀から水平距離で55mのところになる。その次にもう一つ、「新潟海岸の植物ー二葉中学校所蔵資料使用」という資料があって、これにもアキグミが載っていた。

これで「砂山」のグミはアキグミであることが確認された。(中略)

〜16種類もあるグミ科の「うちでもアキグミだけ「飛砂防止や土留用」との記載があった。(以下略)

上記文章を読むと、日頃、観ている「アキグミ」の木の特性と矛盾しません。 

砂浜の砂防用に植えられている茱萸原」の様子が、目に浮かびます。

まさに、北原白秋の歌詞のとおりです。

それと、山田耕筰の曲は哀愁が漂い、うら寂しさが募ります。

新潟の砂浜と同様に、晩秋の「アキグミ」には、やはり、寂しさが漂います。

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夕方に野良回り…、田んぼの「藁玉」が片付けられていました。

明日には、田んぼに「軽トラ」を乗り入れて、「大根」と「白菜」を載せてきましょう。

今日のところは、畑から道路まで、肥料袋に入れて3回ほど運び上げました。

これも、運動だと言えば、無駄ではありませんから…。

アメダス、最高気温は10.7度(14:49)、気温が上がりませんでした。

夕方、隠れていた「十三日」のお月さまが、夜更けて晴れた空の天辺で、ほんのり照っています。