「佐久の季節便り」、「臘梅(ろうばい)」の蕾も、寒風に耐えて…。

「風音」が、就寝中の寝床まで聞こえて来ます。

北陸から東北方面には、防風雪の警報が出されています。

アメダス、最低気温は、氷点下3.3度(5:53)、冷え込みは緩みましたが、強風が吹き荒れそうです。

昨夜・十二月二十二日の白い月が、東天高くかかっています。

立春を迎えて、.植物たちも無事に冬越しできそう…。

プランター植えの「葉牡丹(はぼたん)」は、そろそろ露地に移植できそうです。

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春花壇の「ルナリア・合田草(ごうだそう)」も、芯芽が立ち上がってきました。

寒冷の佐久で、この生命力には脱帽です。

でも残念、移植には弱いんですよ、長年の経験上…。

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今日は、ひろばの運営委員会・「さくのわ花物語」の月例会で、出かけました。

ついでに、ひろばの草木たちの様子を観察しました。

どの植物も、じっと寒風に耐えて冬越し中、春を待っています。

「臘梅(ろうばい)」、この名の由来は、旧暦十二月の異称・臘月(ろうげつ)」に咲くからとか…。

さすがに厳寒の佐久では、額面通りにはいきません…。

蕾は、膨らんで黄色に色づいてはいるものの、開花していません。

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碓氷峠の向こう・群馬県松井田あたりではもうとっくに、見頃は過ぎているんですが…。

健気にも、寒風に必死に耐えています。

それだけに、暖かい春に、花を観る喜びは大きいのです。

「栃・橡(とち)」や、「朴木(ほうのき)」「鬼胡桃(おにぐるみ)」などの冬芽(とうが)は、今が冬越し中、観察の適期です。

どうぞ、暖かくしてお出かけ、冬越し中の草木に出会ってください。

 

午後のテレビは、新型コロナウイルス」関連の報道が多くありました。

自宅療養の実態には、身につまされる思いで視聴しました。

症状が日替わりだったり、保健所連絡の判断が難しかったり…。

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本日付け読売新聞の社説・改正特措法成立 罰則頼らず国民の理解求めよ 一部を引用します。

〜政府の立法作業が拙速だったことは否定できない。厚生労働省の審議会では、複数の専門家が「蔓延防止につながらない」として罰則に反対したが、法案の作成作業には反映されなかった。

〜罰則が強調されると、感染を隠したり、感染者を差別したりする風潮を招くという指摘もある。政府や自治体は、病床確保や保健所の業務支援など、緊急性の高い施策に全力を挙げてもらいたい。

 

アメダス、最高気温は6.6度(14:11)、最大風速は、西南西の風6.7メートル(12:30)。

関東では、春一番」(統計開始、最速の報告)が吹き荒れました。

今夜・二十三夜のお月さま、月の出時刻は、日付の替わった未明0:24(長野)になります。

起床後に、観望する予定です。