「佐久の季節便り」、「草雲雀(くさひばり)」が、昼間・雨中にも鳴いて…。

起き出すと、裏の草むから、秋の虫の音が賑やかです。

「リュ、リュ、リュ、リュ。リュ、リュ、…」

単調なリズムの「綴刺蟋蟀(つづれさせこおろぎ」」ほ、まだ艶やかな鳴き声です。

5時半頃、意外や、小雨が降り始めました。

6時には雨音がして、本格的に降り始めました。

アメダス、最低気温は21.0度(9:03)、予報より、早い降り始めです。

秋の虫は、雨中でも鳴いています。

愛用の『日本の秋の虫』(小林正明を開いてみました。

解説の一部を引用します。

ツヅレサセコオロギ:〜発音はややまるみのある音質でリィ リィ リィ またはリー リー リーと鳴く。4〜5声で切ることもあるが、気温が高いと長く続ける。(以下略)

クサヒバリ:〜発音はフィリ フィリ フィリ フィリ … またはチリリリリリ…と美しく、夏は夜、秋には日中、特に朝よく鳴く。

何年か前に、台所に飛び込んできて茶話に止まり、賑やかに鳴きました。

今年は鳴かずじまいかな…、最近になって鳴き声を確認しました。

日中、雨が降っている最中にも鳴いていましら

他の虫とは、だいぶ異なる暮らしをしているようです。

 

読売新聞コラム 編集手帳 引用します。

 14世紀の「源平盛衰記」に次の一文がある。<過失なき美人なりけり>。日本国語大辞典によると、「過失」という語はもともと欠点の意で使われていたらしい◆明治以降、法律用語となった「過失」が小さな子どもの死に適用される悲劇が生じた。静岡県牧之原市認定こども園「川崎幼稚園」で、通園バスに取り残された河本千奈ちゃん(3)が熱中症とみられる症状で亡くなった事件である。警察は業務上過失致死容疑で調べを進めている◆千奈ちゃんが見つかあるまで5時間を要している。バスは屋根のない場所に駐車され、車内は高温になっていたという◆不可解きわまりない疑問が二つある。なぜ置き去りにされたか。なぜ登園後、職員の誰一人不在に気づかなかったか。子供を育てようという気持ちと、事業者としての責任感の両方に疑いを近んじ得ない。通園バスをめぐっては昨夏、福岡県中間市の保育園でも5歳の子が車内に忘れ去れれて死亡した◆ただ通園するだけのことをこうまで危険にしていたものは何か、微に入り細に入り突き止めたい。恐らくは欠点、人や組織に欠けているものだろう。

 

今日は、小雨が降ったり止んだり…。

鉢替えをしたり、「ムクゲ」の挿木を進めました。

アメダス、最高気温は24.6度(15:36)、雨量は8.5ミリ(6時〜20時)、まだ降り続いています。