「佐久の季節便り」、旧暦「七草」、真冬並みの「雨水(うすい)」入り…。

浅間連峰」は、相変わらず「雪雲」に覆われたまま、「冬型」の天気が続きます。

地面には、わずかに小雪が舞い落ちています。

アメダス、最低気温は氷点下6.4度(3:31)、雲が多く、気温は上がらない予報です。

雲間から薄日が、黄色い蕾の先を照らしました。

わずかに小雪が見えますね、開花はいつになるでしょう。

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旧暦、正月七日・「七草」には「若菜つみ」…。

倉嶋厚:『お天気博士の 四季暦』に、枕草子』の叙述がありました。引用します。

「正月一日は、まいて空のけしきもうらうらと、めづらしう、霞こめたるに…」「七日は雪間の若菜つみ…」

と言っても、厳寒の佐久地方では、若菜つみは、まだまだ先のことです。

軒先の「御形(ごぎょう)」・「母子草(ははこぐさ)」が、何とか冬を越しました。

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NHKテレビ・あさイチで、「松丸亮吾のひらめきタイム」を楽しみました。

10歳の方からの出題・挑戦状…。

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えっ、「スミレ」の花

すぐに、「すみ」「れ」が分かりました。

後は、簡単…、「隅っこ」「四隅」。

次に、「よ」、「こ」に濁点で「ご」「れ」

?の言葉は「よごれ」 正解。

1分もしないで、正解できたのは、 問題中の「絵」を見てすぐに、「スミレ」であると、読み取れたからです。

がついた毛筆…、これもヒントと確かめに…。

植物・「スミレ」を知らなければ難問…、正解できたのは、「植物大好き人間」…のおかげでした。

松丸さんは、良い出題だと評価していました。

 

連日、佐久地方には「乾燥注意報」…。

始め外干しにした洗濯物、仕上げは部屋干しに…。

居間の湿度は、すぐに38%ほどに下がってしまいます。

「加湿器」に頼りたくないので、水分補給など、気を使う毎日です。

 

昼食は、炬燵にあたって、ピザトーストを頂きました。

ホットミルクにヨーグルト…、干し柿付き…。

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もちろん、大坂なおみVSセリーナのテレビ観戦です。

祝、2セットストレート勝ち 決勝戦に。

素人が見ても圧巻、凄さが分かりました。

 

「七日」のお月さまは、天頂にひとりポツンと、かかりました。(17:10)

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アメダス、最高気温は0.7度(15:21)、気温は上がらず、真冬日」並みの寒さでした。

明朝は、氷点下9度に冷え込む予報…、「放射冷却」によるためです。

日中は、暖かくなるそうですが…。

「佐久の季節便り」、「強い冬型気圧配置」、列島大荒れ…、「立春」の最終日に…。

強風が吹き荒れて、「風音」に、就寝中何度か目覚めました。

浅間連峰」は、「黒い雪雲」にすっぽり覆われていて、見えません。

アメダス、最低気温は氷点下0.4度(0:48)、午後は曇って、気温がぐんと下がる予報です。

今回の、「急速に発達した低気圧」(爆弾低気圧については、ここしばらく前から、警告されています。

昨夜のNHK長野の気象予報で、天気図に表示される「前線」について、問題が出されました。

中2の孫娘が、「4種類の前線」を、正解しました。

ちょうど、理科で学習中だったのです。

閉塞前線は、「ピンク」で示されています。

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閉塞前線について、辞書で調べてみました。

平面図だから、実際の自然(立体)の様子は分かりにくいですね。

前線の一つ。温帯低気圧の発達につれて、動きのはやい寒冷前線温暖前線に追いつき、暖域を低気圧の中心から分離して形成する前線。広辞苑

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理科教科書の図示も見せてもらいましたが、なかなか難しいものです。

発展教材として、クラフト・立体模型作りもあるようです。

本日付け読売新聞掲載の天気図です。

閉塞前線、気圧:946hp、等圧線などが記されていて、強い冬型による暴風雪などが、読み取れます。

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ネットの気象情報・天気図を出してみました。

閉塞前線」・紫色が示されています。

等圧線も大変に混んでいます。

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今日の読売新聞一面トップ見出し…。

新型コロナ ワクチン先行接種4万人 100病院医師ら今日開始

副反応2万人追跡調査 「集団」「個別」併用8割 接種体制自治体計画

いよいよ、感染防止の切り札・ワクチン接種が、現実になりました。

佐久市でも、3万人余の高齢者は、4月から…。

1・30夕刊 よみうり寸評 引用します。

牛の天然痘に一度かかった人は、人の天然痘にかからない。これにヒントを得て、英国の医師ジェンナーは1796年、天然痘ワクチン(種痘)を開発した。◆種痘はやがて日本にも伝わる。天然痘の猛威を目の当たりにしてきた福井藩の町医・笠原良作は、京都まで来ていた種痘を、福井に持ち込もうと決意する◆確実に運ぶには、種痘を施した子の腕からにじみ出るうみを、他の子の腕に移植し、リレーしていく必要がある、史実に基づく吉村昭の小説「雪の花」では、笠原は1849年、種痘を受けた京都の幼児2人、途中で種を引き継ぐ役割の福井の幼児2人を連れて京都を出発。吹雪の中、遭難の危険を冒して、身の丈ほどの積雪がある藩境の栃ノ木峠を越えた◆新型コロナのワクチンが間もなく輸入される。先端科学で作ったワクチンには、超低温管理が必要なものもある◆冷凍庫や保冷ボックスでリレー輸送する手はずを整えるなど、医療関係者の苦労は尽きない。ワクチンの恩恵が広く社会に届けられることを願う。

昔、小学校か中学校の教科書に、ジェンナーが自分の息子を実験台にして、種痘を施している説明文があった。その様子を描いた絵は、今も印象に残っている。

随分、勇気のあることをしたものだと、子どもながらに感心したことを覚えている。

自分たちも、「疱瘡(ほうそう)」と言って、腕に種痘を受けた。

打った部位がじくじくすると、「着いた…」と喜び、少し経つと、瘡蓋(かさぶた)となって取れてきれいになった、

腕には今も跡形が残リ、懐かしい。

 

午後は、全天が雲で覆われ、「六日」の月は、諦めていました。

それでも…と外に出ると、西空高くにかかっているではありませんか。(18:05)

バッチリ、ほんのり明るいお月さまです。

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アメダス、最高気温は3.5度(13:07)、最大風速は、西南西の風6.8メートル(12:50)

冷たい強風が、一日中吹き荒れました。

二十四節気立春」から「雨水(うすい)」へ…。

どうも、「暦」の通りにはいかないようです。

 

「佐久の季節便り」、「日蓮聖人」800歳、日の入り前に「五日・弓張月」…。

北の窓を開けると「白銀の浅間山が…。

火曜日は「容・プラゴミ」の回収日、ひんやりした風が頬に当たります。

アメダス、最低気温は0.8度(6:56)、久々のプラスの気温です。

佐久地方には「強風注意報」、「冬型」の風が吹き荒れる、予報です。

新聞の一面に日蓮宗」の広告が、その隣に、等圧線の混んだ「天気図」が…。

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日蓮上人」といえば、以前、宮沢賢治学会地方セミナーin千葉」(2004.11.21)が開催され、参加しました。

大本山清澄寺と、日蓮聖人・誕生寺を訪れ研修したことは、懐かしい思い出です。

投稿したブログ、一部を引用します。

日本一、早い日の出の地で、ご来光を拝む。(写真は省略)

午前6時、まだ東の空に金星が輝く中、清澄寺の高台に上って日の出を待ちました。

日蓮大聖人が、初めて「お題目」を唱えたというゆかりの場所です。

団扇太鼓をたたき、期待を込めて待つこと数分間、茜色の雲間から日輪が輝きました。感動でした。

その後、朝のお勤めにも参列して、まさに心が洗われる帰蝶な体験でした。

東に向き、すっくと立つ日蓮聖人の大きな像…、今も脳裏に焼き付いています。

日蓮宗法華経を信仰した宮沢賢治、その心情も偲ばれます。

 

ネット検索してみました。引用します。

日蓮聖人御降誕の地 大本山 小湊 誕生寺

日蓮大聖人御降誕800年に向かっての祈り

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法華経」とは…、「南無妙法蓮華経の魂」とは…、なかなか、難しいですね。

 

朝からずっと、西南西の風が吹き荒れました。

東北・北海道方面は、急速に発達した低気圧・俗に呼ばれる爆弾低気圧…。

明日、明後日には、数年に一度の暴風雪が警告されています。

大きな被害が無いことを、祈っています。

夕方、5時頃の西空は、荒れ模様が伺えます。

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それでも、「五日」の月が、西空高くに見えました。(17:25)

日の入り時刻は、17;29(長野)、日の入り前のお月さまです。

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この形の月は、ご存知、「弓張月(ゆみはりづき)」と呼ばれますね。

『月と暮らす』(藤井 旭)弓張月 引用します。

 弓張月とは、三日月以降、上弦の半月までの呼び名で、見てのとおり、弓を張ったように見えることから名付けられました。

 源為朝(みなもとのためとも)の一生を描いた滝沢馬琴の名作も『椿説(ちんぜい)弓張月』と題されています。

 てる月を弓張りとしもいうことは

 山辺をさしていればなりけり

万葉の歌人凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)の歌が、そのイメージをよく表しているといえましょう。ギリシャ神話の狩の女神アルテミスが、月の女神とされたのも、三日月が、アルテミスの手にする弓のシンボルと見立てられたからです。

 

アメダス、最高気温は6.5度(11:20)、最大風速は西南西の風7.0メートル(9:30)、大荒れでした。

「佐久の季節便り」、「春雨」、11.5ミリ、霧雨にほんのり、「四日月」が…。

3時に目覚めてそのまま眠り、6時半に起き出しました。

新聞を取りに出て、うっかり、今日は新聞の休刊日…。

湿っぽい東風・雨風(あまっかぜ)が、吹いていました。

寝床に潜って二度寝…8時を過ぎてから、雨音で目覚めました。

アメダス、最低気温は3.7度(0:28)、雪でなく、雨降りの予報です。

 

昨夜、大河ドラマ…「青天を衝け」の初回を視聴しました。

タイトル名になった、漢詩・「内山峡」の石碑が、佐久市内山地区にあります。

佐久市観光協会により、説明看板も設置されました。

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数回、現地を訪れ、石碑を見ていますが、漢詩の意味をあまり理解できませんでした。

車で10数分、また出かけて、見学します。

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渋沢栄一は若い頃、藍玉などの商売のために内山峠越え、佐久の地を何度も訪れていたのです。

昭和15年、内山地区の住民・有志が、漢詩・「内山峡」の石碑を建立しました。

漢詩・建立の経緯を、佐久市民として、もっと知りたいものです。

そして、生地・深谷血洗島にも、足を運んでみたいと思っています。

R.254号・「コスモス街道」わきに建つ文学碑、どうかお出かけください。

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雨は降ったり止んだり…、夕方の「四日月」はどうかな…。

半信半疑でベランダに立つと、何と、ほんのり「四日」のお月さまが…(18:35)

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三日前の2月12日、「旧暦・正月」、読売新聞・編集手帳 一部を引用します。

子供ならではの疑問がある。5歳児が大人に、月がきれいだと話して、こうも言った。「おつきさんはぜんぶでなんこあるの」。最近、「こどもの詩」欄に掲載されていた◆

いつか学校でおそわるだろう。月は地球の周りを公転している。太陽光に照らされて、地球から見える。満ち欠けは、位置関係による◆科学知識を身につけても、天体に感動するのは変わらないらしい。国際宇宙ステーションに滞在中の野口聡一さんが、満月の写真をツイッターに投稿した。「蒼く見えてますね。幻想的!」との言葉が添えられていた。(中略)◆今日は旧暦の正月にあたる。人は昔から、月や太陽の運行を観察し、暦を作り、暮らしに役立ててきた。法則を探る科学と、美をめでる心の両方を大切にしたい。

今夜は、霧雨にほんのりのお月さまを観て、「雨月(うげつ)」という言葉を思い出した。

辞書を引いてみた。『広辞苑』一部を引用します。

①雨夜の月。また、名月が雨のために全く見られないのをいう。雨の月。

②陰暦5月の異称。

アメダス、最高気温は7.6度(6:56)、雨量は11.5ミリ(9〜16時) ,まとまった量になりました。

これで、草木の芽も動き始めるでしょう。

でも、明日からはまた「冬型」のお天気になり、寒くなります。

佐久地方には、「強風注意報」が出ました。

「佐久の季節便り」、「ポカポカ陽気」は今日まで、天気は下り坂に…。

早くも2月半ば、春めいた朝は、寝床からなかなか出られません。

朝のラジオに、耳を傾けていました。

「著者に聞く」で、芥川賞・「推し、燃ゆ」の著者・宇佐美りんさんを聞きました。『文芸春秋』に掲載され、全文を読んでいたので、よく分かりました。

現代女子高校生の、生きざま・楽しみや悩み…一端に触れて、世代の異なる人間理解の幅が広がった思いでした。

アメダス、最低気温は氷点下4.1度(5:39)、日中は気温が上がる予報です。

長野県中部地方には、今朝も「乾燥注意報」…。

洗濯物は部屋干しにして、湿り気の供給…。

日差しのぬくもりに、鉢花を縁側で日光浴…。

受け皿も、井戸水で洗い清めて…。

散髪も、午前中に済ませました。

さて、今日は「セントバレンタインデー」とかギフトの方法は、高齢者流…。

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チョコレートと、2種類の桜餅…。

散髪店で見た新聞広告に出ていた「生チョコ餅」特、気に入りました。

クーベルチュールチョコで作った生チョコを、求肥餅で包み、ココアパウダーをまぶしたちょっとビターな大人の味に仕上げています。

 

日中、雲が出て、風も、東からの「雨風(あまっかぜ)」です。

今夕の、「三日(みっか)」のお月さまはどうかな…。

道路の松場掃きを済ませて、西空に目をやると、もう見え始めました。

晴れていてラッキー、まだ5時前です。

日の入り時刻1:7:27(長野)、月の入り時刻:19:48(長野)

暗くなってから、攝ることにしました。(18:42)

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お正月の三日月は、だいぶ、水平の傾いています。

二月、三月のお月さまは、もっと水平になって、海に浮かぶ小舟のように…。

その、からくりについて、『月と暮らす』(藤井旭)に解説がありました。一部、引用します。

地平線に対して白道の傾きが立つか寝るかで三日月の硬度が大きくちがってくるわけです。

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月齢2 三日月 この説明についても、引用します。

 西空にかかる細く欠けた月は、すべて「三日月(みかづき)と呼びたくなります。実際にはそれで少しも差し支えはないのですが、ちょっとやかましくいえば、月齢二の細い細い月が三日月の月となるからです。

 その細い形から「月の剣」や「月の眉」ともよばれるのもうなづけることでしょう。

 英語では“crescnt”、フランス語では“croissant”で、これらは音楽のだんだん大きくなる“crescendo”や三日月形のクロワッサンと同じ語源からきているものです。

 

大河ドラマ・「晴天を衝け」が始まりました。

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アメダス、最高気温は17.6度(14:45)、最大風速は東の風3.1メートル(15:50)でした。

明日のポイント予報、佐久地方には、雪だるまと傘マークが並んでいます・

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「佐久の季節便り」、西空に、月齢1.3の「二日月」が…。

朝の冷え込みは、相変わらずです…。

空には雲が無く、浅間連峰もくっきり見えています。

「冬型が緩み、高気圧に覆われて…」と、気象予報士が告げました。

アメダス、最低気温は氷点下6.3度(6:46)、ポカポカ陽気になる予報です。

早くから、日差しのぬくもり、花の日光浴、寝間着類も外干しに…。

出窓の、カランコエ・ハッピーベル」が見頃になっています。

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軒先の鉢物や、宿根草の芽生えにも、シーズン初のホース水やり…。

春が早いアブラナ科の「ルナリア・合田草」や「諸葛菜(しょかつさい)」も、伸び始めました。

 

今日は土曜日、大河ドラマ麒麟がくる」の再放送がありました。

光秀を悩ませた悪夢は、月にまで届く大木、月にまでのぼろうとする信長…。

帝・正親町天皇から、「信長が心配…、見守るように…」

そして、斧が本物に…、夢は正夢に…

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大木を斧で伐り倒すこと、即ち、信長を討伐する決意をしたのでした。

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1月6日付け読売新聞・文化欄 細川家資料が伝える真の「光秀」 

信長との関係、娘ガラシャの最期も 一部を引用します。

~天正10年(1582 )年6月に起こった本能寺の変の関連では、変の直後、領地の丹後(京都市北部)から動こうとしない藤孝・忠興父子に、光秀が援軍を求めた書状も展示されている。

「信長殺害は、権力を忠興や私の子孫の世代に譲り渡すためであって、決して私利私欲のためではない。いまからでも京都に出てきてほしい」という趣旨で、変直後の、切迫した様子が伝わってくる。(以下略)

「謀反人」だけではない光秀の実像が読み取れる…、というわけです。

 

今夕の楽しみは、正月・「二日月」の観望です。

6時少し前から、2階ベランダでスタンバイ…。

西空は雲ひとつ無く、夕焼け…、絶好の条件です。

日の入り時刻、17:26(長野)から、約30分後,夕焼けの西空高くに見えました。

(16:58)

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<月>の会の仲間と、連絡を取り合い、見え方などの情報交換しました。

望遠レンズで撮り、デジタル拡大しました。(18:05)

月齢1.3のお月さまは、予想外に細いお月さまでした。

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来宅していた孫娘にも、観望を楽しませました。

月の入時刻18:48(長野)、約30分前ぐらいまで観望できました。

明日の「三日月」さまも、乞う、ご期待です。

アメダス、最高気温は16.2度(13:53)、季節外れの暖かさでした。

「佐久の季節便り」、旧暦、「辛丑年・正月朔日(ついたち)」、新年おめでとうございます…。

窓を開けると、曇り空、グランドは霜で白く…。

相変わらずの冷え込みで、「立春」・「暦」通りにはいきません。

アメダス、最低気温は氷点下5.6度(6:39)、日中は、気温が上がるようですが…。

旧暦・お正月を迎えました。

旧正月の名で、アジア各国は、お祝いムードになりますね。

 

今日は、太陰太陽暦・『月と季節の暦』の使い初め…。

拠り所にして、「月を楽しむ」「月と親しむ…。

先ず、表紙デザインが素晴らしい。

葛飾北斎:「日・龍・月」

霞がかかる真紅の太陽、墨の暗黒に映える龍、そして今にも消え入りそうな細い月、三幅対の作品(40代)

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月と太陽の暦制作室:2021年版「月と季節の暦」ご利用のために 一部引用します。

〜今回は、葛飾北斎 浮世の流行り廃りには目もくれず様々な描画に挑み続けた北斎。70年に亘る画業生活で、画号を三十余り改名しながら描き残した約3万点の中から、特に月が描かれている画を「画狂老人の月世]として選び掲載しました。(中略)その生涯は「月は世界のどこにあろうとあまねく平等に照らしており、月の暦の利用が各地域の活性化に役立つものになってほしい」と、暦制作者の創始者志賀勝の生きざまと暈なるものを感じます、重ねて味わってくださると幸いです。(以下略)

 読み物特集 月色のことだま 一月・正月

『朔と新』いとうみく 講談社、2020年

 タイトルにある、「朔」と「新」は登場する兄弟の名前だ。兄の朔と、弟の新(あきは高速バスで事故に遭い、朔は失明することになる。この事故に、新は責任を感じることがあった。

「朔」と言えば、月暦で月初めの一日であり、その日に昇る月のことでもあるが、月の出と日の出の時刻が近いため、基本的には地球から見ることはできない。でも、見えないだけで、実際には月は昇っているのだ。

 本当はそこにあるのに見えない、見えなくなってしまうということが、人生往々にしてあるように思う。この兄弟のように、家族であればこそ、余計に見えなかったり言えないことがある。この物語は「朔と新」にとっての、まさに新たな「はじまり」」の物語であろう。

重たい雲をこじあけるようにして、空が青く広がる。

見えるわけではない。

でも、たしかにその光景が朔の中に広がっていく。ー「朔と新」より

新聞掲載の「あすの暦」と照らし合わせて見ました。

日に出時刻は6:39(長野)、月の出時刻は7:10(長野) 

月が約30分ほど遅れて出る…、実際には見えないが、およその月の位置が分かろう…というわけです。

f:id:yatsugatake:20210212120207j:plain裏表紙の「あとがき」、全文を引用し紹介します。

2020年は世界を揺るがす新型ウイルスの蔓延により、私たち一人一人が人間として生きていくことの原点に立ちかえる機会を得ました。制作室では「月待ち」を提唱し、人々がもう一度手を取り合い、つながり合うことを願いながら、月と季節の暦を制作してまいりました。まさかこれほどに集うことが難しい時代が来るとは予想もしていませんでした。しかし幸いなことに一人でも、家族とでも、友人とでも、空を見上げればそこにお月様の姿を目にすることができます。これからやって来る新しい時代に向かってまた一緒に歩み出して行きましょう。今年も長崎県天文協会会長・松本直弥さんに惑星と月遭遇表の情報を提供していただきました、記して感謝申し上げます。

                        月と太陽の暦制作室・穂盛文子

旧暦・新年に相応しいニュースが、NHK列島ニュース・盛岡局から届きました。

花巻・石鳥谷町 「たろしの滝」です

計測すると、胴回りが「6メートル以上…、米の作柄は豊作でしょうか…。

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宮沢賢治との関係で、日頃から交流のある、板垣 寛さん。

長年、保存会長として計測に関わり、著した『たろし滝』があります。

寄贈いただいた本を開くと、居乍らにして現地に立ち、荘厳な自然の造形を観る思いがしました。

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アメダス、最高気温は11.0度(14:46)、気温は上がりました。

しかし、日照が少なく体感温度は、いまいちでした…。