「ハイブリッド鉄道車両」に乗りました。

佐久市恒例の「エコさくフェスタ」、開催日です。
環境への取り組みを発信するイベントで、毎年楽しみに参加しています。
特に今年の目玉は、世界初の「ハイブリッド鉄道車両」の展示見学会です。
先月31日に、JR小海線八ヶ岳高原線(愛称)で営業運転を開始したばかりです。
画像は、8:07佐久平駅ホーム(高架)に滑り込んだハイブリッド列車「こうみ」号です。左下に、新幹線佐久平駅・線路が見えます。

開催会場の中込駅まで、佐久平駅から乗車してみることにしました。
車に乗らず、自転車を10分ほど走らせました。夏休み中でもあり、家族連れで大賑わいでした。
約10分間の乗車でした。発電のエンジン音はさほど気づきませんが、ハイブリッドカー同様、常時発電ではないので、確かに静かです。期待に違わない体験ができ大満足でした。

イベント開会までに時間があるので、千曲川原に足を伸ばしました。
千曲川の清流と鮎釣りの様子をぼんやり眺め、川風に涼みました。
小屋の看板に「入漁券2100円」、「おとり600円」と、ありました。

橋を歩いていると下の川原に、日頃は見かけない黄色い花が…目が留まりました。もしかすると…?。川原に下りてみるとやっぱりオオハンゴンソウ(大反魂草)」でした。
特徴の、一重の舌状花が下に垂れています。
上流の様子が想像されるので、川原は面白いです。
因みに「反魂」とは、「魂の蘇生」のことです。越中・富山の「反魂丹」を思い出します。この花になぜこの名が付けられたのか?分かりません。
9時半に開会、「日本野鳥の会軽井沢支部でも出展していました。記念に、巣箱を購入しました。

たくさんの出展をのぞきながら中込駅へ、お目当ての「ハイブリッドカー」に試乗し、運転席などを見学しました。
昔懐かしい蒸気機関車C56・「高原のポニー(愛称)」の写真パネルを見たり、記念乗車券を購入したり…。
帰りは、11:11発、従来型のジーゼルカーで佐久平駅に戻りました。
子どもの頃に乗った「ガソリンカー」から、高校時代の「蒸気機関車」、そして「初代のヂーゼルカー」、「気動車」の名の進化したジーゼルカー、そして、世界初の「ハイブリッドの自家発電車両」…。
初代ヂーゼルの2両連結は、別々に運転手が乗り運転していました。発・停車はブザーで連絡を取り合っていました。だから、タイミングが合わないと、ガクン、ガクンとすることがありました。
これも懐かしい思い出です。
JR小海線は、国鉄の時代から地域の足です。顧みれば、「小海線」とは、随分、長いお付き合いです。
これからは、「小海線八ヶ岳高原線が、地域観光のために一役買って欲しいです。