お湿りがあり。「処暑」、暦どおり暑さが退きました。

未明から待望の雨…、ほんとうに久しぶりの雨が降りました。そして、朝のうちにがりました。
アメダスデータをトータルすると、21ミリのまとまった降水量。まさに、「干天の慈雨」。植物にとって、ありがたいお湿りになりました。
画像は、裏の道のたまり水です。桜の葉から落ちる雨の滴が波紋をつくって、目を惹きつけました。
今日は、二十四節気の「処暑です。朝の気温が18.1度。「暑気退かんとする」、暦通りのお天気になりそうです。
午前中は、来年の研修旅行の計画会議のために、出かけました。
目的地は「近江路」に決まり、今から楽しみです。
午後3時を回ってから休耕田に出かけて、懸案の草刈りをしました。暑くもなく埃もたたず、気持ちよく仕事が進みました。今日は、背負い式ガソリンエンジンの刈り払い機も使いました。約、2時間ほど、タンクの燃料切れで止めました。
画像、藪の中にひっそりと一輪だけ、「ツリフネソウ」が咲いていていました。西の空に、日が落ちかけていました。
 
雲が出て、お月様が隠れていました。
夜遅く雲間に、「文月十一日のお月様」が顔を出しました。
しばらく見ないうちに、だいぶ膨らんできています。
宮澤賢治の童話「オツベルと象」に、次の文があります。
ある晩、象は象小屋で、ふらふら倒れて地べたに座り、藁もたべずに、十一日の月を見て、「もう、さやうなら、サンタマリア。」と斯う言った。