蓼科山麓は、賑わっていました。

懇意にしている知人・「賢治愛好」の仲間(岡山県在住)からのお誘いで、諏訪市の「原田泰治美術館」に出かけました。
家を6:50に出て車を走らせると、高原特有の朝霧が巻いています。ライトを点けている対向車も…。道路わきに、「オオハンゴンソウ」の鮮やかな黄色が、目に飛び込みました。
途中のコンビニで朝食を調達して1時間…、画像の白樺湖の着きました。
朝食をとりながら一休み、女の神山・蓼科山と、白樺湖の朝日にきらめく小波。空には、秋の季節を感じさせる雲が棚引いています。

家から65.3キロ、8:30には、美術館に到着、諏訪湖の浄化・浚渫など、近くの方の説明を聞きながらしばらく待ち、知人とお連れ・パートナーとに会うことができました。
星野富弘 花の詩画展」と、原田泰治の作品展示をじっくり観賞しました。
花の詩画25作品は、それらの素晴らしさを改めて実感しました。特に母親との暮らしの記憶、生きることの素晴らしさが、特に胸を打ちました。記念に、最新刊の詩画集『花よりも小さく』購入しました。
それから、蓼科山麓めぐり・ドライブ…。車が多く、諏訪市から茅野市街が渋滞気味で、早くもお昼になったので、道路脇のお蕎麦屋さんに寄り「10割蕎麦」を戴きました。美味しかったので、機会があったらまた寄ろう…。異口同音に話しました。
白樺湖で一休み、夏の終わりを楽しむ家族連れで賑わっていました。
画像、蓼科山の直下地点「南平」で、見上げた蓼科山」(2530メートル)の山肌です。
「縞枯れ」現象が見て取れます。

山の裾を巻くように走り裏側の蓼科牧場に出ました。
「女神湖(1530=人混みゼロ、メートル)」畔を散策してから、「夢の平林道」の山道を登り詰めました。
画像は、「大河原峠(2097メートル)」です。眼下に佐久平が、その向こうに浅間連峰が遠望できます。19日に、探鳥会で登った山、「高峰山(2091メートル)」も見えます。ほぼ同じ標高であることも、新しい気づきでした。浅間は、ちょっぴり雲をかぶっていました。近くの人たちに、山の名前や地形「風林火山」の舞台…などの説明をし、喜ばれました。

足元は、夏の終わりの「お花畑」、画像は、「マツムシソウスカビオサ)」です。
他に、ヤナギラン、アキノキリンソウ、ハクサンオミナエシヤマハハコが目につきました。

ひたすら山道を下り、16:30、知人たちが今夜宿泊するお宿(旧臼田町)に、着きました。
夕飯・鯉料理を、お相伴しました。地元佐久市民でもめったに戴けない、あらい・鯉こく・旨煮・たたき、…。ボリュームたっぷりの鯉料理尽くしで、大満腹でした。

家に戻ると、周りがほんのり輝いた文月十三日のお月様」が出ていました。
(20:04)
走行160キロほどの、楽しいドライブでした。